天皇賞(秋)・過去5年データ。穴馬の傾向。実力勝負のチャンピオン決定戦。穴馬なんていない?

天皇賞(秋)の過去5年のデータ、穴馬の傾向を紹介します。

秋の古馬チャンピオン決定戦。

ジャパンカップ、有馬記念は長距離適性や、秋の連戦でいかに余力が残っているかが勝負を分けますが、ここはどの馬も本気。距離が2000mということもあり、マイラーも、牝馬も参戦しやすく、みんなまだ元気が有り余っているので必然的にレベルも高くなります。

人気馬の信頼度が高く馬券的妙味はあまりないのですが、実力馬同士の闘いは実に見応えがあり、単純に競馬として見れてばとても面白いレースです。

天皇賞(秋)過去5データ、穴馬の傾向

2015.10.4.tennousho.aki

ごめんなさい。スマホは見づらいです。画面を横にして下さいm(_ _)m

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天皇賞秋の過去5年1~3着馬のデータ

ダービー、オークス、ジャパンカップ優勝馬が強い

東京芝2000mは実力勝負。もう、単純に東京2400mのGⅠで勝ったことがある強い馬が好走してしまうのです。

近年は牝馬も強く、ブエナビスタやジェンティルドンナといったオークス馬が好走。ヘヴンリーロマンスやダンスインザムード、アドマイヤグルーヴにスティンガーなど、ばんばん好走します。

ダービー馬も注意が必要で、エイシンフラッシュが5歳時に勝利しています。

前走、中距離重賞で速い上がりを使っていた馬

上がり何位とか言い始めると細かく調べなきゃいけなくなるのでざっくり言いますが、とにかく前走重賞で末脚がキレたやつ。さらに3着以内に好走していた馬というのが理想的。

札幌記念や毎日王冠で差していい競馬をした馬が本番でも好走します。

昨年のスピルバーグや、一昨年のジャスタウェイ、トーセンジョーダンがそれにあたります。

宝塚記念からの直行組も強い

近年のトレンドですね。下手に前哨戦を使って消耗するよりも、直接じっくり仕上げてきた方がいい場合も多いです。
休み明けがマイナスに取られていたのも今は昔。むしろフレッシュで良い状態と解釈するべきです。

でも、こんなローテーションで来る馬はだいたい穴馬じゃないですね・・・。まあ、いいか。

やっぱり枠は大事!二桁馬番は苦戦します。

過去5年の成績を見てみると、二桁馬番で馬券に絡んだのは4頭。

外からさっと先行したイスラボニータ、アーネストリー。ペースもそれほど上がらず。

デムーロの好騎乗で上手く内に潜り込んだエイシンフラッシュ。

シルポートが作った超ハイペースで、枠もクソもなくなったときに力技で勝ち切ったトーセンジョーダン。

どうです?かなり上手くことが運ばないと厳しいんです。

今年はエイシンヒカリが逃げるでしょうから、ペース問題は非常に悩ましいところですが、基本は内。9番より内です。

血統。府中はグレイソヴリン

今まではディープインパクト産駒には鬼門で、もっと重厚な血統の方が良かったのですが、昨年スピルバーグが1着、ジェンティルドンナが2着しました。

今後どうなるかは判断が難しいところです。

でもやっぱり基本的にはグレイソヴリン~トニービンです。ジャスタウェイの圧勝、トーセンジョーダンの激走もありますし、なんだかんだで昨年のイスラボニータの母父もグレイソヴリンが入っています。

今でも「府中はトニービン」の格言は根強いのです。

まとめ

東京で強い。中距離で最近強い。トニービンが強い。

とにかく強い馬がきます。もしうっかり人気のない強い馬を見つけたら、絶対に買いましょう。