秋華賞の過去5年データと穴の馬の傾向です。
3歳牝馬最終決戦の舞台です。昨年はヌーヴォレコルトとショウナンパンドラのデッドヒート。2頭はその後、宝塚記念、オールカマーでも名勝負を繰り広げております。
牝馬といえど、侮れません。来年古牡馬と対等に渡り合う女傑が現れるやもしれません。
そんな与太話はどうでもいいとして、過去の穴馬の傾向を探ってみたいと思います。
秋華賞・過去5年データ
※クリックで拡大。ごめんなさい。スマホでは見づらいので横にして、お願いしますm(__)m
ローズS組が強いけど、差しは危険
基本的にローズS組を信じて間違いありません。昨年のショウナンパンドラや、アヴェンチュラなんかは、普通に見て明らかに強えだろ、という馬でした。その辺は柔軟に。
ポイントは、ローズSでの戦法です。後方からドカンと豪快に差し切って勝った馬は危ないです。基本的に、直線一気の競馬は馬に負担が掛かりやすいので、前哨戦でそんな走りをしてしまうと本番ではパフォーマンスを下げてしまいます。2013年のデニムアンドルビーがいい例です。
ローズSで先行してまあまあ頑張った馬とか、中団からスッと動ける馬が理想ですね。
今年はミッキークイーンが人気を集めると思いますが、怪しさ満載です。
調子の良い馬が基本的に強い。危ないのは巻き返しを期待される春の実績馬
夏に使ってきた馬がそのまま順調にトライアルでも結果を出して、そのまま本番でも、というケースが多いです。
桜花賞、オークスで好勝負を演じた馬は、秋もそのまま人気を集めることが多いのです。しかし、トライアルで不発に終わった馬は、本番でもコケます。巻き返しを期待されて毎年人気になるんですが、さっぱりです。昨年はレッドリヴェールとかサングレアルがそうでしたね。
内枠有利
1番枠の活躍が目立ちます。内枠有利です。
『逆に外枠有利のレースなんてあるのかよ』とツッコミたくなりますが、これが現実です。競馬は内枠有利です。
当たり前のことなのですが、これが意外と人気に反映されない。内枠の弱い(と思われている)馬と、外枠の強い(と思われている)馬、どっちか選べと言うと、みんな外枠の強い(と思われている)馬を選びます。GⅠレースのように、世間の注目が集まるレースほどその傾向は顕著になります。
どんなベテラン、馬券上手でもこの罠に引っかかります。気をつけましょう。
まとめ
牝馬ですから、順調に使われていることが非常に重要になります。春の実績とか、豪快な差し脚に惑わされないようにしましょう。
枠の並びが及ぼす展開も考慮しつつ、基本的には内枠、とくに1枠が有利であることを覚えておいて下さい。