日本一距離が長いマラソンレース。ステイヤーズSです。
マラソンレースと言いつつ、競走馬はみんな速筋の塊だし、言えってしまえば全部短距離走みたいもんだという屁理屈もあります。
競馬に野暮は禁物です。風流に楽しみましょう。
アルバート 56.0
ヴァーゲンザイル 56.0
ウインインスパイア 56.0
カノン 54.0
カムフィー 56.0
ケイアイチョウサン 56.0
ゴッドフロアー 54.0
サイモントルナーレ 56.0
スズカデヴィアス 56.0
テンカイチ 56.0
トゥインクル 56.0
トルークマクト 56.0
ネオブラックダイヤ 56.0
ファタモルガーナ 56.0
プランスペスカ 56.0
マイネルメダリスト 56.0
メイショウカドマツ 56.0
ユキノサムライ 56.0
ステイヤーズS過去5年データ
リピーターレース
毎年同じような馬が出てきて、同じような馬が馬券になっています。
トウカイトリックとデスペラードのせいでどれが何年のレースか訳が分からなくほど。そこにファタモルガーナも加わわると本当にカオスです。
昔、関口宏と渡辺正行が司会を務める東京フレンドパークという番組がありましたけど、ランニングマシンで走りながらやクイズがありましたよね。
競馬好きの芸能人がゲストに出ると、「桜花賞馬を10頭」とか、「現役ダービージョッキー10人」みたいな問題が出されていました。
今、自分が東京フレンドパークに出たとして、
「ステイヤーズS過去5年の1-3着馬を開催年と共に順番通り答えなさい」
という問題を出されたら、答える自信がありません。
テレビに出ている緊張感も相まって、相当混乱するでしょうね。
今年はファタモルガーナが出てきます。馬連以上の馬券を買う場合は外す訳にはいきません。
馬連以上という表現が正しいのかわかりませんけど。
ただ、ファタモルガーナの「誰かに負けそうな感じ」は半端じゃ無いので、頭では買いたくありませんね。
前走はアルゼンチン共和国杯組?
データだけを見ると、アルゼンチン共和国杯組が強くて、大敗していても問題なし!となりそうですが、これはデスペラードとトウカイトリックが作っている数字です。
あまり当てになりませんね。
アルゼンチン共和国杯組でも、オープン、準オープン組でも上がり3ハロン上位で差し脚に見どころがあった馬じゃないと馬券に絡んでいません。
前走距離は2000mでも平気
ステイヤーズSはスタミナというよりも、3600mを飽きずに回ってこられるかどうかの方が大切です。
気持ちの問題ですね。
ゆったり構えてドーン、というよりも3分50秒の間、微妙にカリカリしながら走れるタイプというか。
「なんだよ。今日は道中スローでイライラする。早く前に行きてえ」とか思いながらなんだかんだで最後まで一生懸命走ってそうな馬の方が走ります。だから前走2000mでも大丈夫です。
もちろんこれまでに2400m以上でしっかり走っている実績があれば言うことありません。
血統・トニービン&ロベルト
過去の傾向を調べていると、血統の予想って、トニービンかロベルトが来るレースだけに絞って買っていればそれでいいんじゃないかという気になってきます。
トニービンとロベルトが弱いレースは、人気のある格好いい差し馬が勝っているということですから。そういうレースに血統でどうこうしよとしてもかなりキツいです。
年々馬場も軽くなって勢いも弱まりつつあると思うので、そのうちトニービンなんて何の役にも立たない日が来るかもしれません。
ネオユニヴァース
大した話ではないんですが、ネオユニヴァースは長距離レースが得意です。
皐月、ダービーの2冠を制して菊花賞は3着だったのでイメージにない人もいるかもしれませんが、産駒は長距離向きです。不思議ですけど。性格の影響でしょうね。
まとめ
散々書いておいてアレですが、今年のアルゼンチン共和国杯は馬場が荒れていたので例年とは別物で考えるべきかもしれませんね。
前走の走りを見た感じでは、トルークマクト、カムフィーあたりが面白そうです。