ブエナビスタ、シーザリオといった圧倒的な女王を生み出しましたが、牡馬はやや小粒。ようやくトーホウジャッカルが菊花賞制覇。
素質も闘志もあるのに、気難しいタイプが多く、安定感に欠けます。牝馬ということもありブエナビスタは超例外です。
スペシャルウィークの血統表(ニトロ指数付)
ニトロ指数:スピード5、スタミナ10、ダート1
M3タイプ:S系(SC(L)、S(LC))
父系:サンデーサイレンス系(ヘイロー系)
母父系:ニジンスキー系(ノーザンダンサー系)
母母父系:ハイペリオン系(ハンプトン系)
スペシャルウィーク産駒の特徴
産駒の、というかもう母父ですね。
エピファネイア、リオンディーズ兄弟を筆頭にGⅠレースで活躍する仔が増えてきました。
ブエナビスタ、シーザリオを出しているように強い牝馬を出したということはそれだけ母父として活躍馬を出すチャンスもあるということ。
なんだかんだで母父ってあまり見られないので、GⅢ、GⅡでも穴狙いには使えると思いますよ。
スペシャルウィークに限らず、菊花賞や春の天皇賞を勝った種牡馬の血というのはやはりスタミナを豊富に持っているし、根本的な能力の底上げに繋がります。
激しい展開、見た目の距離以上にスタミナが問われるようなレースでは常に注意必要。
産駒の特徴は・・・小回りの1800とか2000で穴を開けるイメージですね。根本的に能力的が足りない馬は、スピードがどうとかよりも気難しさが勝ってしまうので、逃げたり、混戦で雪崩れ込んでズドンみたいな競馬が合っているのだと思います。
代表産駒
- ブエナビスタ
- シーザリオ
- トーホウジャッカル
- ローマンレジェンド
- ゴルトブリッツ
- ナリタクリスタル
- トライアンフマーチ
- リーチザクラウン
個人的には大好きな馬なので、種牡馬としてもまだまだ終わって欲しくありません。トーホウジャッカル頑張れ。