今年はモーリスが出走することで注目を集めている札幌記念。夏競馬唯一のGⅡ、ある意味クライマックスです。
昨年はトーホウジャッカル、ラキシス、ラストインパクトが揃って撃沈。しかし、近年は有名馬が出てくると無難に人気に応えています。
あまり荒れる方向に期待しない方が良いかもしれません。
なんて言いつつ、距離と折り合いに不安のあるモーリスと、近走精細を欠いているヌーヴォレコルトですから期待しちゃいますよね。しかも両馬乗り替わりです・・・
札幌記念・過去5年データ
穴馬の傾向
前走重賞
明らかに格下の馬は通用しません。
基本的には前走GⅠ組が強いのですが、どうしても人気になってしまいます。ホエールキャプチャのように、前走GⅠなのに人気にならない、なんてやつは毎度いる訳ではありません。
血統・グレイソヴリン
そもそも、札幌の芝はグレイソヴリン系の馬がよく走ります。札幌記念も同じ傾向。洋芝でパフォーマンスを上げる血統に注目。
サンデー系にしても長距離系のマンハッタンカフェ、ダンスインザダークなど。
ただ、あまり神経質にならないほうが良いと思います。
上昇カーブを描きたい
昨年はトーホウジャッカル、ラキシスが前走宝塚記念を経て参戦して凡走。両者に共通するのは間を開けて宝塚記念を使い、2走ボケみたいな感じだったことじゃないでしょうか。
仕上げ方にもよるのでしょうけども、休み明けでGⅠを走ると疲労が溜まりやすく、その直後のレースはパフォーマンスを落としやすいのが普通です。
人気以上に激走した馬に共通するのは、
- 前走明らかに適正外の舞台で凡走
- 休み明けで甘く見られている
- 前走勝って勢いがあるにも関わらず人気がない
という、穴を開ける馬によく見られる、ごく当たり前の臨戦過程です。
じっくり考えれば、きっと美味しい馬が見つかるはず・・・