ローズSは、オークス馬がめちゃくちゃ強いです。
中でも、オークスで3人気以内に推されて3着以内好走した馬は確実に連対を果たしています。
春の時点で評価が高く、しかも期待に応えてしっかり結果を出しているような馬はまず崩れないってことです。馬の素質&体質も安定しており、さらに厩舎力もあるってことでしょう。つまりシンハライトは絶対に切れません。残念・・・
逆に怪しいのは人気薄でオークスを激走したパターン。近5年のローズSで凡走したのは、メイショウマンボ(オークス9番人気1着)、エリンコート(オークス7番人気1着)、エバーブロッサム(オークス5番人気1着)・・・でも、今年はそんな都合の良い危険な人気馬はいません。
ローズS・過去5年データ
穴馬の傾向
オークス馬が絶好調なので、残る席はあと2つしかありません。目の覚めるような高配当を仕留めるにはかなりシビアな闘いを強いられます。
前走・夏に使って上がり最速で勝っている馬
春に中途半端な実績を残している馬よりも夏に使って勝ってきた馬を狙う方が良いです。
阪神1800mは外回りワンターンなので、末脚は生きます。上がり最速で勝ってきた馬は信頼度が高いです。
ところが、今年の出走メンバーで前走条件戦1着馬はラベンダーヴァレイただ1頭。しかも1200m・・・
夏に使うのは1回が良いかも・・・
夏(オークス以降)、レースに使った回数は1回が良く、2回以上使っている馬は着順が悪い傾向にあります。夏がピークでは困るのです。疲れちゃうから。
唯一例外は2014年のリラヴァティ。前走条件戦で負けているのにローズSで馬券なりました。7月に勝って8月に4着。ストレスが抜けていたのが良かったのでしょう。
8月ないしは7月に使ったレースはあくまでも秋へ向けての叩き台であって欲しい。夏に500万下を複数使って賞金を稼ぎたいなあ、みたいな馬は余程のことがない限り基本的に軽視です。
血統・トニービン(グレイソヴリン系)
トニービンが絶好調です。無条件で買いたいところ。
オークス凡走組のマイネイサベル、夏に2回以上走っているシャトーブランシュやキョウワジャンヌ。みんなトニービンを持っています。さらに未勝利戦直後で2着に飛び込んだタガノエトワールは母母父がトニービンです。
これまで挙げてきた好走の条件に当てはまらない馬たちはみんなトニービンの血を持っています。出来過ぎですね。
まとめ
期待薄かもしれませんが、ジュエラーに飛んでもらうのを待つレースです。