「今年の桜花賞は堅い」と毎年言われるのですが、結果はご存知の通りです。
2016年。メジャーエンブレム。
2015年。ルージュバック。
2013年。クロフネサプライズ。
2012年。ジョワドヴィーヴル。
2011年。ホエールキャプチャ。
『この馬は違う!』
『競馬に絶対はないが、ルドルフには絶対がある』
なーんて言うんですよ。レースが始まる前までは・・・。
過去5年、1番人気が勝ったのは2014年のハープスターだけです。しかも超ヒヤヒヤさせられる展開。
今年だって油断できませんよ・・・どんな落とし穴が待っているかわかりません。
桜花賞・過去5年データ
穴馬の傾向
チューリップ賞組
桜花賞の馬券攻略において、超鉄板、史上最強の法則は前走チューリップ賞組です。しかも着順は関係ありません。とにかくそこに出ていればいいんです。むしろ負けていた方が良いくらい。
ルージュバックが馬群で突付かれて、魔の桜花賞ペースならぬ黛の桜花賞ペースが巻き起こっても、それでも勝ってしまうチューリップ賞組。恐ろしいです。
ディープインパクト産駒
前走チューリップ賞orディープインパクト産駒 is 桜花賞馬です。
こんな簡単な公式もありません。もう本当に嫌になるくらい来ます。
少し古いですが、96年の皐月賞のフジテレビ三宅さんの実況を思い出しますねえ。
『バブルガムフェローが消えても、ダンスインザダークが消えても、やっぱりサンデーサイレンス!』という状態です。
1,2番人気を分け合うはずだったバブルとダンスが共に回避したにも関わらず、結局イシノサンデーとロイヤルタッチのワンツー。強烈な種牡馬というのは色んな意味で競馬を勘違させます。
話が逸れましたが、とにかくディープインパクト産駒から買うのが一番手っ取り早いです。そう、シンハライトではないあの娘たちに注目です・・・。
外枠有利
昨年はツイッター休養明けのルメール騎手がジンクスを打ち破ってしまいましたが、基本的に阪神マイルは外枠有利。
散々言われた外枠有利を覆したのは結局ディープインパクト産駒。血の力に加えて何よりも黛マジックが原因だったと思いますが。
とにかく外枠、特に半分より外が有利なのは変わらないでしょう。たった1年で全てなかったことにするなんてもったいない。
阪神ジュベナイルフィリーズとの関係
ちょっと気になったので調べてみたんですが、阪神ジュベナイルフィリーズに出ていない馬の中で桜花賞で馬券になったの馬はどんなのがいたのか。
阪神ジュベナイルフィリーズ不出走組
- 2015年2着クルミナル
- 2015年3着コンテッサトゥーレ
- 2014年3着ヌーヴォレコルト
- 2013年2着レッドオーヴァル
- 2012年1着ジェンティルドンナ
- 2012年2着ヴィルシーナ
- 2011年1着マルセリーナ
- 2011年3着レジェンドハンター
2015年~2011年の5年間、全部で8頭います。
共通点は、前走チューリップ賞かディープインパクト産駒
レジェンドハンターは新馬戦2着のあと3連勝しているのでそれなり能力があることは誰がみてもわかる。
チューリップ賞組でもない、ディープインパクト産駒でもない馬は、中途半端な成績では太刀打ち出来ないということです。
阪神ジュベナイルフィリーズ好走組と惨敗組
阪神ジュベナイルフィリーズで馬券になった馬って、年が明けるとイマイチな印象がありませんか?
阪神ジュベナイルフィリーズで馬券になった(1-3着)馬が桜花賞に出てくると複勝率は40%、複勝回収率は77%です。人気になるので回収率がいまいちなのは仕方がありませんが、複勝率4割なのでそこそこ信頼できます。
対して、阪神ジュベナイルフィリーズで馬券にならなかった(4着以下)馬は、複勝率12.8%、複勝回収率64%です。
馬券になったのはアユサンとプリンセスジャックだけ。両方共前走はチューリップ賞でした。
やっぱりチューリップ賞は最強のステップレースです。
まとめ
外枠に入った前走チューリップ賞のディープインパクト産駒。
はい、これでもう当たりましたね。
ちなみに、私はメジャーエンブレムはめちゃくちゃ強いと思っているので切りません・・・。切れません・・・