オークスのデータ(2017~2013)
↑過去のオークスの1~3着馬の騎手・血統・前走のデータです。人気で飛んだ馬、人気薄で激走した馬の特徴を掴むために便利な表です。
あまりおもしろくない、というか極端に荒れることのないオークス。
しかし、今年は桜花賞馬ジュエラーが骨折、阪神JFの覇者メジャーエンブレムがNHKマイルへ流れていき、混戦模様。
普通ならシンハライトがエスカレーター式で1着なんでしょうけど、なかなか簡単にはいかないのが競馬です。
オークス・過去5年データ
※ごめんなさい。スマホは見づらいです。画面を横にして下さいm(_ _)m
穴馬の傾向
忘れな草賞・フローラS組
桜花賞上位組はだいたい人気に応えてしまうので、逆らってもしょうがありません。無難に抑えておくべきです。
人気以上に走る穴馬は忘れな草賞とフローラS組からなんとか探すしかありません。強いて条件を挙げるとすれば、これまでのレースで先行して連対しているような気の利いたタイプが望ましいです。
昨年のミッキークイーンは例外で、後方からの競馬ばかりするような馬は期待はずれに終わる可能性が高いです。
デニムアンドルビーとか、ミッドサマーフェアなんかは失敗してますね。
量が大事
デビューからオークスまで、クラシック路線は基本的に徐々に走る距離が長くなっていきます。
1戦每の距離延長に対応するには量が必要です。気合とか根性よりも「量」です。
曖昧な表現になってしまいますが、馬群で我慢してシュッと抜け出すことが持ち味の馬よりも、大外をドサッと走って来ても平気な馬の方が量がある、と判断できます。
例えば、昨年のミッキークイーンなんかは量があるタイプ。よくわかんないかもしれませんが、あれは「量がある」んですよ。
1600mから2000mの延長でサクッと勝っちゃうような?特に苦労もせず、朝飯前にこなしちゃう感じ。
まるで初めてとは思えないほど、スッと馴染んだ走りをしちゃうやつ。
そんなやつはオークスでも走ります。ミッキークイーンやメイショウマンボのオークス前の数レースを続けて見ればわかると思います。
血統・サンデー×ノーザンダンサー
当たり前っちゃ当たり前ですが、サンデー系×ノーザンダンサー系が好成績。
注目は母父のノーザンダンサー系で、スタミナ豊富なヨーロピアンだけではなくクロフネでもOKという幅広さ。
まあ、これはたまたまかもしれませんけど。
あと、人気以下に負けているけどルージュバックの母父父もデピュティミニスター(ヴァイスリージェント系)
とりあえず、大雑把に捉えても問題はないということが一番のポイントなんじゃないでしょうか。
血統・ダンチヒ
東京2400mはダンチヒです。とにかくダンチヒ。
金満か何かに載ってたと思うんですけど、ダンチヒは代を経ると距離が持つようになる説。
2014年。ヌーボレコルトは母母父がダンチヒ。
2013年。メイショウマンボの母父グラスワンダーは母父がダンチヒ(ややこしい・・・)。エバーブロッサムの母父デインヒルは父がダンチヒ。
2012年。ジェンティルドンナは母父父がダンチヒ。
などなど・・・。あとヌレイエフもいいですね。要はヨーロッパ系でスピードがノッている種牡馬。
人気以上にガツンと走るやつはみんなダンチヒの血を持っていたんです。ただ、これは決定打になるというよりは「そっと後押し」ぐらいだと思います。
まとめ
知っている人はみんな知っているんですけど、東京競馬場の3コーナーにある「大ケヤキ」と呼ばれるあれって、本当はケヤキの木じゃないんです。榎(エノキ)です。
あと、生でスタンドから見ると遠過ぎてちっちゃいっていう・・・。
私は子供の頃、オークはケヤキだと思ってました。だから東京競馬場でオークスやってんだなあ、みたいな。ややこしいですね。