2歳夏に大箱で行われるマイル重賞。
ハープスターやイスラボニータ、ジャスタウェイにロードカナロアといった名馬を輩出する出世レースのイメージがありますが、毎回評判馬がそのまま期待に応えているかというとそうでもなく、人気薄もきちんと絡みます。
直線はフラットで長く、スピード一辺倒ではどうにもならないので、タフな血統馬が穴を開けているので注意。
新潟2歳ステークス・過去5年データ
穴馬の傾向
前走上がり2位以内
一番わかりやすい指標は、前走の上がり3ハロン順位。困ったら前走上がり2位内の馬から選べば人気薄は拾えるはず。
直線が長く、この時期の2歳馬にとってはやや長い1600mの距離ですから、上がり3ハロン順位はそれなりの威力を発揮してくれます。
とはいえ、ほとんどが新馬勝ち直後なので上がり2位以内をクリアしてしまうんですけど・・・だから、際立った末脚を見せた馬が人気薄なら美味しいかな、ぐらいの雰囲気です。
長距離血統
グレイソヴリン系をはじめとするヨーロッパのナスルーラ系、要は重っ苦しいやつが穴を開けています。他にはニジンスキー系など、スタミナがあるノーザンダンサー系。
とりあえず、スタミナがありそうな血統の馬には要注意です。
まとめ
前走上がりが優秀で、長距離血統。これさえ抑えれば変な外れを掴まされる可能性はぐっと減るでしょう。
唯一謎なのが2012年2着のノウレッジですが、超例外の理由を一生懸命考えてもしょうがありません。