鳴尾記念2018・クソ予想。大本番直前、つかの間のソロ活動を楽しむ先輩。

◎モンドインテロ
◯サトノノブレス
▲マルターズアポジー
☆ヤマカツライデン
△トリコロールブルー
△トリオンフ
△ストレンジクォーク

◎モンドインテロ。前走アンタレスステークスではグレイトパールとの壮絶な死闘を演じましたが、惜しくも向正面で勝負が決してしまいました。

結果15着と数字的には大敗ですが、おかげで気合が入ったことでしょう。昨年12月に出走した今回と同じコースの阪神2000mチャレンジカップでは僅差の4着。かつてジェンティルドンナをハナ差まで追い詰めたデニムアンドルビーをあわや交わそうかという勢いでしたから、この馬が持っている可能性はどれほど強大かということがよくわかると思います。

石川裕紀人騎手もついにこれで初重賞制覇となりますね。おめでとうございます。

2016プランスペスカ(ブラックタイド×ブライアンズタイム)
2017マイネルフロスト(ブラックタイド×グラスワンダー)
2018モンドインテロ(ディープインパクト×ブライアンズタイム)

これで綺麗にウインドインハーヘア家とロベルト家の共演3部作完結となります。

マルターズアポジーが逃げ、ヤマカツライデンが追いかけ、トリオンフら血気盛んな若手が追随する流れもこの馬にとっては都合が良いでしょう。

○サトノノブレス。一昨年の覇者。最近は副業のほうが忙しかったようです。前々走の金鯱賞は欧州かぶれのスローペースを刻み、直線で後輩を置き去りにする凡ミス。前走大阪杯はシュヴァルグランとの殴り合いに夢中になっている間に、肝心の後輩を窮屈なのところに押し込めてしまいました。始末書ものです。

もう絶対に失敗は許されない宝塚記念は1ヶ月後。おかげさまで大エースはファン投票で現在1位をキープと準備は万端。束の間の休息となる今回は思いっきり羽根を伸ばしていただきたいところ。

なんのしがらみもない本業であれば、まだまだやれます。このメンバーなら圧倒的実績。単なるペースメーカーではないことを証明します。

▲マルターズアポジー。なんだかんだの逃げ馬。

☆ヤマカツライデン。1800-3000-2000-3200、そしてまた2000と波乱万丈ローテーション。途中で突かれてもへこたれない屈強な精神の持ち主なので2番手追走でもやってくれそう。函館記念の再現を期待します。母父ロベルト系がよく来るのだから、父シンボリクリスエスのこの馬だっていいだろうよ、と思うのですが。

△トリコロールブルー。連勝中で格上げ緒戦のステイゴールド産駒。前走ワンターンのコースからやってくる馬は鳴尾記念と相性が良いです。普通に走ってしまうのではないでしょうか。というか、今年飛躍が期待される馬だと思うので、古馬戦線が面白くなるような普通以上の走りを見せてもらいたいです。

△トリオンフ。小倉大賞典の勝ち馬。前走新潟大賞典は1番人気で4着なので今回は走れるタイミングでしょう。ですが、うっかり坂が苦手でしたみたいな結果にならないかなあ、という期待はあります。

△ストレンジクォーク。前走小倉大賞典は惨敗。その前は中山金杯で僅差の3着。間隔を開けたので走れると思います。

まとめ

今年の2月まで、ストロングタイタンとトリオンフはキャラが被っていると思っていました。

でも違いました。

川田騎手と京都芝2000mでオープン入り、ということぐらいしか共通点はないのです。すでに実績では差がついてしまいました。

そして今日、川田騎手はサトノノブレスに騎乗……一人で勝手に混乱しています。