目黒記念・クソ展望。過去5年データ・穴馬の傾向

ダービーデイの最終レースは、伝統の重賞・目黒記念(GⅡ 17:00発走)です。

一般的に、目黒といえば「おしゃれな街」ですが、競馬の目黒にはそんなイメージはありません。

むしろ逆で、目黒記念を勝つような馬は地味な鈍足ステイヤーばかり。将来大レースで活躍を期待される俊敏で格好良い馬ではなく、凡走と激走を繰り返しながら泥臭く賞金を稼ぐ高齢馬を狙うべし。

目黒記念・過去5年データ

megurokinen-data-2015-2011ごめんなさい。スマホは見づらいです。画面を横にして下さいm(._.)m

穴馬の傾向

前走OP、準OP

中途半端に重賞で好走していきている馬よりも、活きの良い昇級組が有利です。上がり順位が上位だったり、何かしら見どころがあれば多少着順が悪くても大丈夫。

前走が天皇賞(春)の場合、凡走している方が好走しやすいです。疲れもストレスも一旦リセットした方が良いということですね。

GⅠでは到底勝負できなそうな馬

過去5年で馬券になった15頭の名前を見れば一目瞭然ですが、天皇賞やジャパンカップでは絶対に馬券にならないようなやつらばかりです。

天皇賞(春)と宝塚記念のちょうど間にあたるこの時期、わざわざ2500mの重賞に使ってくる・・・。

あとはわかるよな?皆まで言うな、ということです。

ですから、ここを鮮やかな走りを披露するような馬は王道のGⅠでの活躍は見込めません。
いましたよね、海外に行くとか行かないとか言って頓挫した馬が・・・

逆に、将来を期待される馬は割引です。むしろ負けてくれ、って感じ。後の天皇賞馬ラブリーデイは2014年1番人気になりましたがあっさり5着に敗れました。

血統・グレイソヴリン系&ロベルト系

非根幹の長距離重賞ではお決まりのグレイソヴリン系とロベルト系です。

一生懸命血統表を眺めて2頭の名前を探しましょう。見つけたら、もう何も考えずに買うべきです。

他にはニジンスキーやサドラーズウェルズも◯。ヨーロッパ系のスタミナがある血統だったら取り敢えず気にしておいた方がいいんじゃないでしょうか。

ダメなパターン

ハンデが重い馬は苦しい

普通のハンデ戦はトップハンデの馬がよく走りますが、目黒記念は不振です。

.5の馬もダメ。たまたまかもしれませんが過去5年は来ていません。実績がある馬たちはちょうどこの時期バイオリズム的に良くないんでしょうね。

どっかでGⅡとか勝っちゃうと、ローテーションがGⅠ主体に組まれるから目黒記念の時期には体調イマイチ。みたいな。

馬券になった馬は翌年着順が下がる

非根幹距離のレースのくせに、天皇賞秋ばりに連続好走が難しいレースです。

ムスカテール、スマートロビン、コスモロビン、キングトップガン、マイネルメダリスト。みんな翌年は吹っ飛んでます。

「目黒記念にすべてを賭ける!」なんて馬はそうそういないということです。

なので、ヒットザターゲットとレコンダイトは無条件で消せます。ちょっと怖いですけど。

まとめ

ややこしいんですが、目黒記念は12R。ダービーは10Rです。

場内アナウンスも流れるんですが、こういうのって言われれば言われるほど、気をつけなきゃと思えば思うほど、手が勝手に違うところをマークしてしまうんですよね。

だから、絶対に間違えないように気をつけて下さい。