運が良い人と運が悪い人の馬券戦略の違い

コンスタントに毎週馬券を買い続ける場合、どんな作戦でいくのが良いのでしょうか?

自分は運がいいと思っている人は、堅い馬券を買うべきです。

反対に、運が悪いと思っている人は、万馬券を狙うべきです。

堅い決着で利益を出すには運が必要になります。とにかく一戦必勝で当てないといけないからです。

荒れるレースで利益を出すには運というよりも忍耐勝負。出現率の低い現象に立ち会うまで耐えられるか。あとは買い方の問題です。

運が良い人。本命党(堅い馬券)が取るべき作戦

馬券的に運が良いというのは「このレースは当たりそう」と思ったときにきちんと当たる、ということです。

ですから、「狙ったレースを取りに行く」とか「これは勝負レースだ!」というのは運が良い人のやり方になります。

運の良さを活かして高確率で当たるやり方を選ぶ

ガチガチ狙いは良く当たります。1番人気馬が3着以内に入る確率が60%ぐらいだからです。1日競馬場にいて1番人気の馬を軸にし続ければ2回に1回は「興奮できる」ということです。

しかし、なかなか儲かりません。この作戦だと長い目で見たときに回収率が80%ぐらいに収束してしまうのです。

1番人気の馬の複勝を買って3着以内に入線してくれたとしてもオッズは2倍を切るでしょう。1.5倍がいいところでしょうか。的中率60%ではじわじわと資金が減っていくだけなので割に合いませんね。そういうことです。

もし、堅めの馬券で儲けようと思ったら、複勝なんて怖くて手が出せません。単勝や馬連以上の難しい馬券を当てる道を選ぶことになります。それでさらに的中率を50%近くまでガツンと上げていかないといけません。3回に1回の的中では追いつかないからです。

3回に1回当てて利益を出すということは、当たったときの回収率が300%を超えないといけません。馬連3点買って3倍ではダメなのです。

いいですか?9倍ですよ。これでようやく回収率300%。しかもようやくトントンというレベル……。

これをコンスタントに成功させ続けないといけません。

1レースの回収率を300%以上に持っていくか、的中率を50%以上に持っていくか。

このような勝負に挑めるのは、自分の運の良さに自信がある人です。

運が悪い人。穴党が取るべき作戦

「G1を当ててヒーローになりたい」とか「目の前のレースをなんとしても当てたい!」などといやらしいことを考えちゃダメです。だって運が悪いんだから。

運が悪い人は勝負レースを外します

ですから、買うレース全てに対して等しく愛情を注ぎながら、じっくりとチャンスを待つ必要があります。

そのため、最初から実利を取りに行きます。ロマンなんてクソ食らえです。

10回に1回をじっくり待ち続ける

10回に1回当たったとき回収できれば良い、という考え方です。

こういう話をすると、オッズ10倍をイメージする人がいますが、それは間違いです。全然足りません。

1レースで1万円使うとしたら、「10回に1回の的中」のときに、10万円返ってこないといけませんね。

そして、1万円で馬券を買うと言ってもまさか1点勝負ではありません。

1点500円、計20点で買うとしたら200倍の馬券を当てないといけないことになります。

20点で200倍、当てられますか?

1発勝負だと難しいでしょう。しかし、10レースに1回この爆発を引き寄せれば良いのだと考えると少しは気が楽になるのではないでしょうか。

このあたりのさじ加減、金額設定をアレコレ考えるのが馬券の醍醐味だと言えるでしょう。

まとめ

運が良い人、悪い人。いずれにせよ、茨の道です。

ガッチガチの馬券的中による年間回収率100%超えは幸運によってもたらされます。

穴狙いの万馬券による年間回収率100%は忍耐によってもたらされます。

運が良いのに馬券で負けるということは、実は運が悪いのです。

運が悪くて馬券で負けるということは、やり方が間違っています。