共同通信杯クソ展望。過去5年データ、穴馬の傾向

超出世レースです。一時はきさらぎ賞にお株を奪われていましたが、近年は断然こっちです。
昨年はリアルスティールが勝って、その後皐月賞と菊花賞で2着。
なんといっても負けて強しの2着だったドゥラメンテが皐月賞ダービーの2冠。

昔はミスターシービー、ダイナガリバー、アイネスフウジン、ナリタブライアン、メジロブライト、エルコンドルパサー(雪でダート)、ジャングルポケット、アドマイヤムーン、ゴールドシップ(ディープブリランテ)、イスラボニータと錚々たる名馬が名を連ねております。

そう、メンバーによっては超堅いクソレースになります。

今年はホープフルSの勝ち馬ハートレーと、東スポ杯2歳Sの勝ち馬スマートオーディンの戦いに注目が集まります。嫌な感じですね。

共同通信杯・過去5年データ

kyodotsushinhai-data-2015-2011※画像はクリックで拡大します

期待を裏切った1番人気馬

2013年メイケイペガスターが勝った年の1番人気はラウンドワールドは、ディープ×トニービンという呪いの配合馬(サトノノブレスがいます)。

2011年ナカヤマナイトが勝った年はダノンバラードが飛びました。これもディープですが、この馬が広い東京京都よりも中山阪神を得意としたいわゆる「キレないディープ」タイプ。

なんというか、スター性がない馬です。

将来的には名脇役になってもおかしくないのに若いときに何故か事務所から猛プッシュされてしまって出世が遅れるような感じ。※ダノンバラードは皐月賞3着ですけど。

そんなの初めからわかっていれば苦労はしないという話ですね。
スマートオーディンもハートレーもキレッキレなので人気を裏切る姿は想像し難いですね・・・

人気のないディープインパクト産駒

人気以上に大健闘したマイネルストラーノとディープサウンドはどちらもディープインパクト産駒。

しかも2頭とも前走大敗なので、パッと見、謎の巻き返しです。これぞディープマジック。

今年の出走馬でディープインパクト産駒は、
キングオブアームズ
ディーマジェスティ
の2頭。
これなら期待できそうです。

ハートレーがディープなのでセットで飛んでくるかもしれません。
スマートオーディンが「2歳戦の末脚、あれは何かの間違いでした。」なんてことになれば面白い配当になります。

でも・・・

まともに見ると能力的に一矢報いそうな馬やローテーションが魅力的な馬がいません。

メートルダールはどうせ3番人気でしょう。

先週のきさらぎ賞もそうなのですが、こういうときに下手に2,3番人気頭の馬券であれこれ頑張るのはやめた方が良いと思います。
当たってもバックが小さいですし、だいたい外れます。

今更感は否めましせんが、ディープ馬券で遊ぶぐらいが調度良い気がします。