今、京成線はこんなおしゃれな電車が走っているんですね。知りませんでした。
京成線は、東京と成田空港を結ぶ鉄道です。だから京成。そう、千葉。だから中山競馬場で行われる。
ややこしい名前で京王線がありますね。あれは東京と、八王子を結ぶ鉄道です。新宿から出ており、おなじみ東京競馬場の正門前まで運んでくれる素晴らしい鉄道です。
もうひとつやっかいなのが、慶應義塾大学です。大学のスポーツ(に限らないかもしれませんが)対決、早稲田大学VS慶應義塾大学を略して早慶戦なんて言いますが、何を勘違いしたのか「慶應戦」とか言う人がたまにいるんです。
学校1つしか入ってねーし。それじゃあただの紅白戦だし。
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今週は京成杯です。
京成杯過去5年データ
使ってきた距離が1600~2000m
この時期の3歳馬のレースは、後のGⅠクラスの馬と、半永久的に500万下のクラスをさまよう馬が一緒に走ることになります。
おまけに、気付けばダート1400mばかり走るようになる馬も平気で出ていたりすることも珍しくありません。
そんなときに便利なのが、デビュー以来使ってきた距離を見る作戦です。
クラシック、ダービー制覇を期待されている馬は新馬戦で1200とか1400なんて使いません(例外もありますけど)。ましてやダートなんてもっての他(例外もありますけど)。
近走の着順とか、まぐれの金星に惑わされずに、きちんと英才教育をされている馬かどうか判断することが重要です。
前走上がり3ハロン上位
強い馬(というかレースで馬券になってくれる馬)は頭が良いので、きちんと騎手のいうことを聞きます。
道中折り合って、残り600mからスパートする。福永祐一先生が得意とする若駒の英才教育にきちんと応えられている馬は自然と上がり3ハロン順位が上になります。もちろん、能力があればこそですが。
目先の着順にとらわれず、教育レースでしっかり上がりの脚を使えている馬は重賞でもまた再現してくれる可能性が高いです。何よりも中山2000mという、この時期の3歳馬にとってはタフな、スタミナを要求されるレースに適性があることの裏付けになります。
血統・多分キングマンボとグラスワンダー
1月の中山開催は年末の傾向を引き継ぐ現象を信じてみましょう。
逆に、土日の芝のレースで明らかにキングマンボが不調な感じだったら、馬場傾向切り替わりのサインです。バッサリいってもいいでしょう。
血統の傾向はそうやって使うものだと思います。
まとめ・差しが届く
昨年のベルーフ、その前のプレイアンドリアルとかフェイムゲームのレースを見てもらえればわかると思いますが、外からの強引な差しも決まる感じです。
つまり、やっぱりこの時期の3歳馬にしては割りとタフなレースになるということ。
「ちょっと器用、だけど血統は短距離」みたいな馬は簡単に底が割れます。
・ヨーロッパ調のスタミナ溢れる血統馬
・あからさまに厩舎がクラシックを狙っている馬
・そして前走上がり上位。
この辺がポイントです。