ジャパンカップ・クソ予想。10年前から変わってない、たったひとつの法則

2012年ジェンティルドンナ、2013年デニムアンドルビーと3歳牝馬が連続して馬券になったことで、「東京2400mはキレが命!牝馬買っとけ!」みたいな流れが生まれました。そういえばファビラスラフインも3歳だったじゃんみたいな。

でも2014年は雨が降ってハープスター撃沈(不利もあった)する中でエピファネイアが圧勝。2015年はミッキークイーンが馬群でもがく中、前年に続いて前走天皇賞組が活躍し、「結局、力。なんだかんだで強い馬は強いのよ」的な流れ(勝ったのは牝馬のショウナンパンドラだけど)。

流れ変わった?結局どっち?今年はどうなの?

しかし、変わらないもがあります。

とにかく前走・天皇賞秋の馬を買えばいいんです!

ジェンティルドンナのときだって、3着はルーラーシップ。デニムアンドルビーのときだって3着はトーセンジョーダン。ブエナが勝ったときの3着ジャガーメイルですら前走天皇賞秋。とにかく、みーんな前走天皇賞秋ですよ。

土曜の馬場を見る限りでは外も伸びるし、内突いてもまあいいかなという具合。日曜の天気はなんとかメインまでは雨が降らなそう。ということは?

最後は思い込みと希望的観測で。

ジャパンカップ・クソ予想

◎ルージュバック
◯リアルスティール
▲シュヴァルグラン
☆レインボーライン
△キタサンブラック
△ゴールドアクター
△ディーマジェスティ

巻き返すなら天皇賞秋から。別路線ならきちんと勝ってこい。外国馬はちょっと知らん。

◎ルージュバック。内枠ダメ説を跳ね返すにはちょうど良い馬場。ブエナビスタもそんな感じだったでしょ?人気が落ちた今回が一番買いやすい。とはいえこの内枠ですから何も出来ずに終わる可能性は高いですし、前走ダメだった時点で不合格という考え方もわかりますが、スムーズに運べれば物理的に届くことだって十分あり得ます。

◯リアルスティール。国内GⅠ2着も3回やったら大したものです。崩れたのがダービーと安田記念。大目に見ましょう。やってくれるはず。16番ゲートも迷わず運べるからOK。ムーアだし。完全外差し馬場にならずとも突き抜ける可能性は高いでしょう。

▲シュヴァルグラン。大外は今の馬場ならむしろ歓迎。グレイソヴリンは伊達じゃない。ムーアについていけば道は開ける。

リアルとシュヴァルは休み明けの方が良い説がありますが、そんなこともないんじゃないかと思います。リアルスティールのドバイは叩き2戦目だし、凡走したダービーと安田は間隔が開いてましたよ。シュヴァルグランは呑気なので、むしろもっといじめたほうが爆発しそう。

☆レインボーライン。天皇賞秋でもない、前走1着の勢い組でもない、とすれば3歳馬。ディーマジェスティとレインボーラインは侮れません。この手の馬は1年間は安定してどのレースでも上位に食い込んでくるイメージ。

なんだかんだで跳ね返されることも多いのが3歳馬ですが、勝ちに行って失敗しそうなディーマジェスティよりはシレッと運べそうなレインボーラインの方が面白そう。

とにかく天皇賞秋

しつこいようですが、今回100%で走って来るのは誰?と考えれば天皇賞秋組から選ぶしかありません。

結果が出ていないローテーションのキタサンブラック&ゴールドアクターは人気を抱えている分を差し引くと重用したくない。

どちらも思いの外もたつく可能性あり。このメンバー相手に爆弾を抱えている状況でねじ伏せられるほど突出した能力の持ち主ではないはず。

武豊騎手には思う存分引っ張ってもらい、吉田豊騎手はプレッシャーを感じつつ気持ち早めに仕掛ければ、あとは団子状態でルージュバックとリアルスティール、シュヴァルグランが交わしてくれるでしょう。

まとめ

前が残ったら、とても残念です。