ジャパンカップのクソ展望②。残念な枠順確定。念のため外国馬を考えておく。

ジャパンカップの枠順が確定しました。

ラブリーデイは1枠1番です・・・。そしてアドマイヤデウスがまた8枠。

勘弁してくれよ、という感じです。

馬番 馬名 性齢 騎手
1 1 ラブリーデイ 牡5 川田将雅
1 2 トリップトゥパリス セ4 T.ベリー
2 3 ワンアンドオンリー 牡4 内田博幸
2 4 ジャングルクルーズ セ6 北村宏司
3 5 ペルーサ 牡8 C.ルメール
3 6 ラストインパクト 牡5 R.ムーア
4 7 ショウナンバッハ 牡4 戸崎圭太
4 8 イラプト 牡3 S.パスキエ
5 9 ダービーフィズ 牡5 田辺裕信
5 10 サウンズオブアース 牡4 M.デムーロ
6 11 ミッキークイーン 牝3 浜中俊
6 12 ゴールドシップ 牡6 横山典弘
7 13 ヒットザターゲット 牡7 小牧太
7 14 イトウ 牡4 F.ミナリク
7 15 ショウナンパンドラ 牝4 池添謙一
8 16 カレンミロティック セ7 蛯名正義
8 17 アドマイヤデウス 牡4 岩田康誠
8 18 ナイトフラワー 牝3 A.シュタルケ

念のため、外国馬について考えてみる

凱旋門賞馬が出てきてくれるといいお客さんになってくれるのですが、そうじゃない限りはみんなオッズに素直なので、今年は基本的に厳しいですね。何かと。

トリップトゥパリス

メルボルンカップからのローテーション。それだけで絶望的な気分にさせてくれます。

父はChamps Elyseesはデインヒル系。母父はファンタスティックライト、母母父はラストタイクーン。

もう、これでもかとダメ材料のオンパレードです。

イラプト

デビューから無傷の4連勝でGⅠパリ大賞を勝った馬です。ニエル賞4着を経て凱旋門賞は5着。
とかいって、それがどれくらい意味があるのか私はわかりません(笑)

「アーネストリーが宝塚記念を勝って香港カップに行きます!」

だから?で?

みたいな感じでしょうか。

父ドバイミレニアム(ミスプロ系)に母父カーリアン。という日本でもなんとかやれそうと思わせておいてやれないパターンでしょうね・・・。

イトウ

イトウさんです。何なんでしょうね。このたまに出没する日本臭い名前の外国馬。

前走バイエルン大賞(2400m。重馬場でした)で初のGⅠ勝ち。これも、だから何なの、という実績。

父インザウイングス(サドラーズウェルズ系)に母父タイガーヒル(その父デインヒル)という、日本人にもちょっと見覚えのある馬が名前を連ねます。それだけ。

ナイトフラワー

ナガラフラワーではありませんよ。

ナイトフラワーです。ドイツの馬なのに思いっ切り英語というのがそそられます。

オイロパ賞という面白い名前のGⅠを勝ってここに出走。3歳牝馬である、というのが唯一にして最大のセールスポイントです。

父ディラントーマス(父デインヒル)で母父パントルセレブル(父ヌレイエフ)というゴリッゴリの凱旋門賞血統です。

そう、絶対に無理です。

ちなみに母母父のプラティニはレガシーワールドが勝った時のジャパンカップ4着馬です。それが理由で来られたらたまったもんじゃないですけど。

最大の焦点はペルーサとどっちが先着するか

今年の外国馬は少なくとも連に絡むのは無理でしょうね。相当厳しいと思います。

ペルーサがどの馬に先着するかが見ものです。

イギリス遠征を断念した身としては、オーストラリア経由のトリップトゥパリスには何としても先着したいところですよね。

血統で来られたら困る

こうしてみるとデインヒル系の馬が多いですね。

日本ではハービンジャーがこれだけ苦しんでいる訳ですから、そう簡単にいかないと思います。デインドリームもダメでしたしね。

当たり前ですけど、サンデー系の血を持っている外国馬なんて今のところほとんどいませんから血統的に日本でやれるかも、という予想は成り立ちません。せいぜいキングマンボ系の馬がいれば考慮しないといけないな、くらいです。

血統とか、適正とか、そういう観点ではまったく見所なしです。

なので、騎手のガメツさとか、ポジション取りのえげつなさ、ルメールとどれくらい仲が良いかがポイントになるのではないでしょうか。

台風が来てタップダンスシチーが勝った年みたいになれば話は別なんですが。