ハービンジャー産駒の特徴。大外をぶん回す。揉まれずにパワーで押したい。

2014年の札幌で華々しくデビューを飾ったハービンジャー産駒たち。

年末の阪神JFは”ロカ騒動”もありました。年が明けてからは・・・あれ?

ハービンジャーの血統表(ニトロ指数付)

Harbingerニトロ指数:スピード3、スタミナ2、ダート0
M3タイプ:M系 LC(S)、L(SC)

父系:ダンチヒ系(ノーザンダンサー系)
母父系:ネイティヴダンサー系(ファラリス系)
母母父系:ノーザンダンサー系

代表産駒

・ベルーフ
・トーセンバジル
・ロカ
・カービングパス

ハービンジャー産駒の特徴、強み、弱点

量が豊富で体力もある。でも・・・という雰囲気です。
溜めれば切れる脚は使える、使えるんだけどなあっていう。

ある程度間隔を開けてフレッシュな状態で出てきた時が一番の狙い目です。
ベルーフやトーセンバジルの好走のタイミング、ロカがだんだん苦しくなっていったあの感じを見ていると概ねそんな解釈で間違いないと思います。

大外をぶん回して豪快に差してくるような形が理想。
馬群の中で溜めて、内枠からグイッと抜け出すような競馬に期待しないほうがいいでしょう。

ハービンジャーはストライドロスしたくない派

武豊騎手が以前、「競馬にはコースロスもあるが、ストライドロスもある」と武豊TVで言ってましたが、ハービンジャー産駒はまさにこのタイプだと思います。

物理的に有利だからといってインコースを通っても馬の気持ちが萎えてしまってはどうにもならないのです。

クラシックで結果を出すとしたら、広いコース。桜花賞、オークス、ダービーのどこかになるでしょう。
近年ダンチヒ系の血が有効な東京2400mで勲章が取れれば一気に評価も上がって波に乗れるんでしょうけどねえ。