馬のポテンシャルや適正よりも、とりあえず内枠から買う馬を選びたいのが函館記念。相馬眼とか正直どうでも良いです。簡単にふっ飛ばされますから。
「今年は違う!データなんてクソ食らえだ!」という意見もわからなくはありませんが、無理してこのレースに理想を持ち込む必要もないのでは。
思い切って穴馬を選び、高配当を掴み獲るためには、割り切ることも大切です。
函館記念クソ予想
◎マイネルフロスト
◯バイガエシ
▲ツクバアズマオー
☆オツウ
△ダービーフィズ△トゥインクル※
△ファントムライト
△ネオリアリズム
※頭数を間違えました。7頭のつもりが8頭に。この中で切るならトゥインクルです。
◎マイネルフロスト。ここ2戦は1番人気で凡走。前走は上位を内枠が占める中で、途中から外を回して捲って終了。そもそも小回りは微妙かもしれない疑惑がありますが、中山金杯で2着出来るなら十分でしょう。それよりなにより母父グラスワンダーということでこのレースに相性が良いロベルト系の血を持っていること、枠が手頃、重賞で好走してきた実績を考えればこの人気は美味しい。
相手選びで狙う理由がわかりやすいのは、函館の馬場と相性が良いグレイソヴリンの血を持っている馬。昨年の覇者であるダービーフィズや、ハーツクライ産駒のオツウ。バイガエシも。
◯バイガエシはパッと見強そうだし、血統も良いし、相手強化も特に関係なし。さらに枠問題もクリア。不安は鞍上だけです。全然期待してないけど、来る確率も高そうだしとりあえず買っとくか的な。あと、名前も目立つし必要以上に買われてしまうのが納得いきません。これがナイスジャングルとかナイスポケットだったらもっと愛せるんですけど・・・
なぜこんな枠順になってしまったのか
はじめに「適正なんてどうでもいから内枠買っとけ」的なことを書きましたが今年は難解な並びです。頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。
ファントムライト、ダービーフィズ、トゥインクル。
この3頭は重賞で実績もあるし、血統や走りのタイプから考えても普通に上位争い。しかし如何せん外枠。この物理的な不利を跳ね除けて、最後がっつり伸びてくるかと言われると、そこまでの信用はない。もしこれで快勝するというのならば、とっくの昔にGⅠで馬券に絡んでいるはずです。
かといって、内に構える人気馬たちは適正疑問。
レッドレイヴンは外枠の方が嬉しいタイプですし、第126代目オープン大将を襲名しているような馬ですから重賞で人気になっているこの状況、立場は大変危険。
マイネルミラノは重賞レベルで連続好走したことがないですし、鞍上が柴田大知騎手から丹内騎手へ替わるのは不安。
まとめ
内枠有利と騒がれ、多分今年もそんな結果になると思うのですが、要は「騎手が内を突けるか、馬がそれに応えられるか」が大事なのだと思います。初めからその気がないやつは買いたくないですね。とかなんとか言って、そんなの事前に知りようがないので難しいんですけど。