福島記念クソ展望。過去5年データ&穴馬の傾向。

福島記念の過去5年データ、穴馬の傾向を紹介ます。

荒れるイメージが強い福島の重賞ですが、実はそうでもなかったりします。

昔は開催が進むと馬場が荒れまくって外差し祭りでしたが、今は馬場も良くてどちらかと言えば、軽い高速馬場な印象があります。

福島記念過去5年データ

fukushimakinen2015-2010※画像をクリックすると拡大します。

距離延長組。マイラーを狙う

昨年のミトラ、2010年のダンスインザモアはマイル戦からのローテーションで穴を開けました。2011年6番人気2着のメイショウカンパクも距離延長。

福島や小倉の1800mや2000mは、どっしり構えて我慢比べという感じではなく、スイスイいけて勝負どころの3コーナーでも機敏に動けるタイプの方が走ります。短縮組は基本もたつきますが、延長組は追走が楽になる分レースがしやすいのです。

昨年2着のフラアンジェリコは2600mからの短縮でしたが、結果的に今年マイル重賞を勝つような馬ですから、短縮の意味が他の馬とは違ったという捉え方が出来ます。

穴を開けるなら前走マイル組。あるいは単にマイラーっぽい馬。内枠に入ったら更に要注意です。

格とか、前走着順とか関係ない

前走GⅠボロ負けの馬でも走りますし、条件戦を使ってきた馬も走ります。

好調馬(近走の成績が良い)や、明らかに上昇を見込まれて人気になる馬は素直に走るレースだと言えます。

枠は内目が

外か内か、ヤマを張るなら内で良いと思います。

外差しを狙って大穴を当てるのは確かに格好いいんですが、実際問題そんなにうまくいきません。

福島のコースが年々軽くなってマイラー有利になってきているので、ズブズブの消耗戦で外から鈍い差し馬がドサっとやってくることは稀です。当日の馬場次第ですが、余程のことがない限り外差し馬場にはならないもんだと思っていて構わないでしょう。

血統・グレイソヴリン&サンデーの長距離系

ダイワファルコンのせいでジャングルポケットがやや目立ちますが、それでもグレイソヴリンは有効だと言えそうです。

ダンスインザダークにハーツクライ、マンハッタンカフェ、トーセンダンスにアドマイヤベガなど、割りと重厚なステイヤータイプのサンデー系が目立ちます。

マイラー有利と両立しない気もしますが、このバランスが大事なんじゃないでしょうか。血統はステイヤー。でも本人は割りとマイラー寄り、みたいな。

あとはロベルト少々?あまり気にしなくても良いような気がしますが。