フジキセキ産駒はとにかく内枠。したたかにシュッと抜けてくるときを狙いましょう。
ステイゴールドと同じく少数派のC系なのでもっとGⅠを勝ってもおかしくないのですが、圧倒的に体力が不足しているため、残念な感じになっています。
社台ファームの吉田社長が、言っていたのですが、フジキセキはサンデーサイレンスに比べて硬いそうです。
ガッチリしてパワーがある。だから繁殖にはもっとソフトなタイプを用意するべきだったと。
硬い+硬い配合ばかりだったらからクラシックでイマイチだったのかもしれません。
サンデーサイレンスの初年度産駒で、親父との競合期間も長かったのもちょっと残念ですね。
フジキセキの血統表(ニトロ指数付)
ニトロ指数:スピード5、スタミナ5、ダート0
M3タイプ:C系(CL(S)、C(SC))
父系:サンデーサイレンス系(ヘイロー系)
母父系:セントサイモン系
母母父系:インテント系(マッチェム系)
代表産駒
・イスラボニータ
・カネヒキリ
・キンシャサノキセキ
・ダノンシャンティ
・サダムパテック
・コイウタ
・ドリームパスポート
フジキセキ産駒の特徴、強み、弱点
C系なので、強い相手も立ち向かえる集中力があります。
しかし、体力がないので、外をずっと回らされるような競馬になるとアウトです。
体力をそれほど必要としない1400mや1800mではやたら強いので注意が必要です。
歳を取ると適正距離はだんだん短くなっていきます。若い頃にクラシック戦線に乗っていても、古馬になってからはマイル以下が好ましいです。
ダートもこなしますが、これまた体力がないので広いコースより小回りが狙い目です。