フェブラリーS&小倉大賞典クソ回顧。納得の予想と買い方をして馬券力UP

今年最初のGⅠフェブラリーSが終わりました。

いわゆる本命党は当てた人もたくさんいたんじゃないでしょうか。羨ましい・・・

フェブラリーS結果

1着△モーニン
2着◯ノンコノユメ
3着△アスカノロマン
4着△ベストウォーリア
5着◎ロワジャルダン
6着 タガノトネール
7着▲コパノリッキー
・・・
11着☆グレープブランデー

モーニンは強かったですね。馬場が湿って道中流れてレコード決着。
短縮組には不利な流れだったんですが、スローになっとしてもあの感じならモーニンは勝っていたでしょう。

外からスムーズにレースを運べたというのもありますが、そもそも地力が高いのでしょう。デムーロは本当によく勝ちますね。

◎ロワジャルダンは結果的にもう少し後ろから進めていれば、と思わされる競馬。
ついていけないんじゃないかと心配していましたが、逆の結果に。アスカノロマンのような競馬を期待してたんですが。

買い方ミス

☆はグレープブランデーだったんですが、アスカノロマンで良かったな・・・というのが正直な感想です。
(いつも◎☆~◯▲~印で3連複を買うので、△◯☆の組み合わせなら当たり)
ちょっと欲を出したのと、ロワジャルダンがダメでアスカノロマンが来るっていう結末が想像できなかったのがダメでした。やむなし。

一見惜しいけど、惜しくないです。

競馬は当たれば、そして儲かればなんでも良いんだと思いますが、今回のフェブラリーSは自信を持って◎アスカノロマンに出来た人を尊敬します。

例えば、モーニンとかノンコノユメは誰でもわかりますからね。この2頭から流す馬券を買う場合、アスカノロマンをいかに拾うかって話になりますよね?
この2頭から入って、コパノリッキーやベストウォーリアをわざわざ消すのは難しい。ホワイトフーガも気になる・・・次はロワジャルダン・・・

人気順が全てではありませんが、アスカノロマンに到達するまでに4頭。極力絞りたい人にとってはすごく難しい決断です。
人気から入るときは、穴馬のどれを切るかで迷うことになるんですが、上位を評価する理由が「強いから」なので、一緒に買う人気薄に統一感を持たせるのは難しいです。

でも、アスカノロマンを本命にするような考えであれば、「アスカノロマンが馬券になる状況って何?」ってところから始まるので、相手選びも理由がつけやすい。というか理由がないと選べない。

アスカノロマンは短縮だから、ある程度タフな流れを想定します。そうするとノンコノユメはまず消せないし、マイルに耐えられない延長組はバッサリ。

で、モーニンはどうしよかっな、という段階でもすごく意義のある悩み方が出来ます。
力で跳ね返すと見るか、距離延長のせいで沈むか。それが一番難しいのかもしれませんけど。

その都度、自分の中で納得した馬選びをして馬券を買うと復習もしやすいので馬券力がつく。いいコトずくめですねえ。

私は外したんですけど。

小倉大賞典結果

1着▲アルバートドック
2着△ダコール
3着◎ネオリアリズム
4着△ケイティープライド
5着 ハピネスダンサー

こちらはなんとか的中。

松田博資厩舎最後の重賞をきっちり勝ちました。今週もあります。川田騎手は泣いていましたね。
このコンビが最後?でしょうか。

やっぱり内枠は有利ですね。小回りで、道中もポジション争いが激しくなるので追走を苦にしない馬でないと来れないのでしょう。

多分ですけど、マイネルフロストは追走で相当消耗していると思います。最近は楽にポジションを取れていただけに余計。これが短縮の悪いところ。

それでも来る馬は来るので馬によりけりですが、あのダメっぷりを見るとそう思わざるを得ません。

当たったので偉そうな講釈

このレースの大きな特徴は
・内枠有利
・追走に手間取ってはいけない
です。

だから、ベルーフはいらないと思って予想しました。
「小倉記念で2着だから大丈夫」というのは間違いです。
ベルーフは確かに揉まれない外枠の方が良いタイプですが、内枠有利のレースで、しかも追走が大変なレースで外からまとめて差し切るほど強くない。みたいな。

結果論と言われるかもしれませんが、競馬ってそういうところがあります。不思議ですよね。
なんか違うを微妙に見分ける力。それは長い間一生懸命競馬を見続けているとわかるベテランの特権です。

フェブラリーSも短縮が有利なのはわかっているけど、それでも根岸S組でも来るやつは来る。

じゃあその違いは?と言われても答えるのはなかなか難しいです。

なんか違う的な予感がたくさん当たるとすごく気持ち良いです。