エプソムカップ2018・展望。雨でも晴れでも一緒?

今週末は雨模様。しかもけっこうしっかり降るみたいですね。日曜日は重~不良馬場になりそうです。

高速馬場だとスピードがある人気馬が疲労を物ともせず好走してしまうし、雨が降ったら降ったで馬群がばらけて強い馬が好走してしまう。どっちにしろ、期待するほど荒れないことが多いです。

馬場が渋ると逃げ馬がばったり止まったりするんですよね。スピードが殺されるので惰性で押し切ることができないパターンです。大逃げするなどして後続に脚を使わせないと厳しいでしょう。

上位人気馬は雨で不利なのか

人気が予想されるダイワキャグニーは重は走ったことがありませんが、キングカメハメハ産駒はだいたい雨をこなすので、この馬も大丈夫である可能性は高いです。

サトノアーサーも意外と雨はマイナスにならなそう。確かに、きさらぎ賞は荒れた馬場に足を取られて負けたような印象があるんですが、これまでのレースを見ると、むしろ多少馬場が渋って前が止まってくれないと先頭に立てないんじゃないの?という疑惑があるので、今回はチャンスかも。

3番人気が予想されるサーブルオール。前走のレースを見ると気性面で不安があるようです。道中我慢しきれないんですね。しかし、雨が降るといい感じに気が散って気性難の馬が落ち着いて走ることは多々あるので、これまたプラスに働く可能性が……。

ハクサンルドルフは今度こそやれるのか

じゃあどうすんだ、という感じなのですが、ハクサンルドルフに頑張ってもらうしかないでしょう。

昨秋の1600万下のレースでは、田んぼ馬場の東京で周囲が苦しむ中、この馬は最後まで真っすぐ走っていました。重賞ではいつもいい脚で迫るものの、レースに参加している感があまりなく、機動力に難がある馬です。

馬場が渋って馬群について行きやすくなれば、きちんと1着を争えると思います。

とはいえ、上述のレースでも4コーナーではかなりもたついています。川田騎手の手腕に期待です。

あとは、最近の中途半端な着順が続いてることを「疲れていないからプラス」と捉えるか、「停滞しているから変わり身は?」的な判断をするかどうか。人気と相談。

重馬場が得意な馬は誰?

これまでの戦績から重馬場が得意だとわかる馬はほとんどいません。血統やダートでの実績を見てみるくらいしかやることがないですね……

安易ですが、ダートで勝鞍があるバーディーイーグル(父ブライアンズタイム)や、同じロベルト系のゴールドサーベラス、ブラックスピネルらの「思いもよらぬ激走」に期待したりとか。エアアンセムは前走好走した高齢馬なので割引が必要でしょう。

今回のメンバーでは少数派であるノーザンダンサー系のシャイニープリンス(父キングヘイロー)も間違えて3着に入ったりするかもしれません。

1周回って結局逃げ馬のマイネルミラノ?

この辺はヒモ候補として悪くないと思います。

まとめ

ダイワキャグニーとサトノアーサーは大丈夫っぽいと書きましたが、1、2番人気として買うには不安があります。

ダイワキャグニーは1800連発で飽きてるかもしれませんし、今回久しぶりにタフさを求められてへこたれる可能性もある。

サトノアーサーは前走休み明けなのにマイナス10キロで出てきて最後方からの競馬をやらされました。馬体を戻してこないとキツイでしょう。

ということでハクサンルドルフとサーブルオールに期待したいです。