チャンピオンズカップ・クソ展望。全頭考察。サンビスタを探せ

中京ダート1800mは基本的に先行有利。多少ハイペースでもみんなバタバタになっても、直線で前と後ろの順番がゴロっと入れ替わることは稀です。

とかなんとか言ってると、2015年のサンビスタみたいな馬にやられることになります。

ジャパンカップはキタサンブラック・武豊騎手が優勝。今週はアウォーディーに騎乗するので2週連続GⅠ制覇がかかるため俄然注目が集まります。

世論が傾くときこそ、1頭1頭しっかり検討する必要がある訳です。

チャンピオンズC・全頭考察

アウォーディー 57.0

ダートに矛先を変えてからは6連勝でGⅠ制覇。武豊騎手鞍上ということに加え、他の有力馬が近走精彩を欠いていることもあり、人気は被るでしょう。

ダート戦、特に中長距離は調子が良い強い馬はなかなか崩れません。あら捜しに一生懸命になるよりも、いかに上手に馬券に組み込むかのほうが重要だと思います。2,3着にして勝負するか、別な馬同士のワイドでいくか・・・

「次は大井で会おうディー」「次は府中で会おうディー」「次はドバイで会おうディー」・・いつまで言わされるのか、注目です。

アスカノロマン 57.0

今年に入ってブレイク。春はフェブラリーS3着や他にも重賞2勝と活躍しましたが、帝王賞から崩れ始め、前走みやこSはついに14着に大敗。

「コース実績あり」「ストレスが抜けた」「逃げられなかった逃げ馬である(今回逃げるなら)」といったプラスの面はあるのですが、極端に崩れた馬が巻き返すことはあまりないのがダート中長距離GⅠ。

人気と相談。

アポロケンタッキー 57.0

充実の4歳。3歳秋から徐々に力をつけ、条件線を着実に勝ち上がってきて前走みやこSでついに重賞制覇。

かなりズブい印象ですが、バテずに最後まで伸びてくるのが魅力。東京での実績が豊富なので左回りの中京コースは合うはず。中~外枠に入ってスムーズに追走できれば。

カフジテイク 57.0

レースが終わった頃に猛然と追い込んでくるシルクフォーチュン的な馬。こんなタイプは馬券でハマるとめちゃくちゃ嬉しい。

しかし、実績は1400mに集中しており、今回は厳しいでしょう。

コパノリッキー 57.0

かつての輝きを失いつつあります。武豊騎手も離れてしまいました。

今回は田辺騎手からルメール騎手へ乗り替わり。新しい面が出れば圏内は普通にある馬。人気はそこまで落ちないでしょうから、ややこしい存在です。

ゴールドドリーム 56.0

将来有望な3歳馬。

前走武蔵野Sは前を捕らえきれず2着。しかし、これはタガノトネールの奇襲がハマった感があるので勝ったも同然と評価して良いのでは。

ただ、そこまで大物感がある感じはしません。JDDでキョウエイギアにちぎられているように、1800~2000mでのスタミナに不安がある。というか、未知数。可能性に賭ける感じ。

サウンドトゥルー 57.0

昨年の3着馬。直後に東京大賞典でホッコータルマエを破りGⅠ制覇。

その後も安定して走っているのですが、後ろからいく脚質のため詰めが甘い。いつも追い込んでいるので疲労が心配。

昨年3着とはいえ、差し馬が上位を独占する競馬でハマった感があり、今年も展開の助けが必要。前残りにしろ差し決着にしろ、抑えの1頭という感じ。

タガノトネール 57.0

残念なことに調教中の故障により予後不良となりました。

ご冥福をお祈りします。

ノンコノユメ 57.0

牝馬とよく勘違いされる馬ですが、今年の帝王賞後ついに去勢。ますますややこしいことに。

復帰戦のJBCクラシックは4着と格好をつけました。昨年のチャンピオンズカップで2着になっていますが、差し馬が上位独占するような展開の中、馬群をさばいて最内から突っ込んできたもの。再現性に乏しい。外からまくると勝ち切れなそう。

鞍上ムーア騎手ということで人気を集めることになると思いますが・・・微妙ですね。

ブライトアイディア 57.0

無理。

ブライトライン 57.0

無理だと思う・・・。

ホッコータルマエ 57.0

ハ行で回避。そのまま引退。長い間お疲れ様でした。

東京大賞典の当日に現地の大井競馬場で引退式があるかも・・・。

メイショウスミトモ 57.0

無理に違いない。

モンドクラッセ 57.0

前走みやこSでは、激しい先行争いの中ぐいっと逃げて4着。

中央場所ではハマってGⅢで3着が限度という感じ。今回のこのメンバーでこっそりやるのは無理でしょうし、どうすればいいの??

モーニン 57.0

今年のフェブラリーS勝ち馬。しかし、それ以降不振。

前走武蔵野Sは1番人気で7着。とはいえ59kgを背負ってのものなので度外視可能。

1800mは日本テレビ盃でアウォーディーのアタマ差2着があるので大丈夫。フェブラリーSのようにすんなり先行、あるいは逃げられれば。

ラニ 56.0

3歳馬。春はアメリカクラシック3冠にフル出場して話題を集めた帰国子女。母ヘヴンリーロマンス。つまりアウォーディーの弟。

秋の復帰戦ブラジルCは自慢の豪脚で3着に入りましたが、その後のみやこSで凡走。

あまり信用出来ませんが、前が崩れるような展開になれば圏内はあるでしょう。でも、そうならないなら厳しい。

ロワジャルダン 57.0

昨年のチャンピオンズC4着。今年のフェブラリーS5着。GⅠだと馬券になりそうでならない。今年も多分、良くて4,5着か。

キンカメ×サンデーらしいサラッと系。身体はそこそこ立派だけれど、まとまっていて突き抜けない。タフな競馬になるとちょっと引いちゃう草食系。

まとめ

買う気が薄れてきました・・・。