朝日杯フューチュリティSクソ回顧

朝日杯結果
1着△リオンディーズ
2着◯エアスピネル
3着 シャドウアプローチ
4着 ユウチェンジ
5着△シュウジ
・・・
15着◎ショウナンライズ

リオンディーズ強かったですね。あれじゃあエアスピネルは何も言えねーですよ。

目標にされたことは間違いありませんが、じゃあリオンディーズの後ろにつけるのかといったら圧倒的1番人気でそんなこと出来ないでしょう。

見ての通り、上位2頭とそれ以下では歴然とした力の差があり、今日のメンバーではこの先のクラシック戦線では逆転するのは難しいんじゃないでしょうか。

ただこの先もリオンディーズが勝ち続けるのかというとそうでもないのが競馬の面白いところです。
エピファネイアもそうですが、結構気難しところがあるでしょうから毎度毎度フルパワーという訳にはいかないと思うのです。
使いつつ段々おかしくなってくる可能性が高いので注意して経過を見守りたいです。

逆にエアスピネルは毎度力通り走ってくれそうな印象。妙味はないけどとりあえず押さえとけばなんとか当たる的な、いい馬になってくれそうです。皐月賞でリオンディーズの隙をついて勝つかも、ダービーは良くて2,3着ぐらいじゃないでしょうか。

◎ショウナンライズは・・・(笑)
阪神マイルではこの手の馬を本命にしてはいけないということだと思います。勘違いも甚だしかったです。
どっかで短縮で出てきたときに買いたいでですね。

差してきた馬のこれから。2歳馬時点の走りと将来

穴馬として注目を集めていたタイセイサミットや、イモータルは頑張って追い込んで来ていましたが馬券はおろか掲示板にも載れませんでした。

捌くのに苦労したとか、幸四郎云々はあるとしても、馬自体がそうした障害を突き破る器ではなかったと判断するべきなんじゃないかと思います。重賞、GⅠでの厳しい戦いでは、これから先もまた同じようにモタつくはずです。

4着のユウチェンジも最後まで頑張っていますが、やっぱり最後の最後の勝負を決するラインで遅れをとってしまう。あれが成長して改善されるのかというと難しいと思います。どこまでいってもフラフラして、最高にうまくいっても重賞だと4,5着ということになりそうです。

この先クラシックで穴を開ける馬というのは、今日のメンバーではなくまた別のところから現れると思います。

穴馬の選び方

ちょっと足りない、でもそのちょっとを突き破れば馬券になるかも、という馬を選ぶのが馬券名人なのですけど、私が選んだショウナンライズにしろ、タイセイサミットにしろ、今回は違ったということです。

ショウナンライズは阪神マイルに耐えられない馬であり、タイセイサミットは前が潰れてレースが終わった後に突っ込んでくるしかない。
超スローの前残りか、ズブズブの差し合戦のどっちかなじゃいと来れない馬たちです。

結果どっちでもないレースでした。

そこまで事前に想定して展開を読むべきか、決め打ちでやっちゃうか、そのときそのときで選択は変わりますが、引き出しは多い方がいいと思います。

シャドウアプローチを選ぶには

3着のシャドウアプローチは、前走京王杯2歳Sで1番人気3着。
何が嫌われたか、11番人気でした。確かに気持ちはわかるし、私もなんだかんだでないと思っていました。
でも、1番人気で負けた後、不当に評価が下がっている馬は買うのは割りと基本的な作戦です。

父ジャングルポケットで速い上がりを使うレースは苦手。今回は前走よりもタフになるから狙えそう、みたいな考えであれば△に選ぶぐらいなら比較的容易です。他の穴人気しいた馬と同じように、この馬がくるパターンはあったということです。

ですが、難しいのは本命にしたり、3,4番手の高い評価を与えること。
シュウジやタイセイサミット、イモータルらの不安要素をどれだけマイナスに判定するかが、シャドウアプローチの評価を上げるポイントだったんじゃないでしょうか。

シャドウアプローチみたいな馬は、なんかありそう、強そう、という馬(今回で言うとイモータルとか)よりも、世間の評価は下がりやすいので注意するべきです。馬券になる確率は確かに低いんですけど、常に検討するクセをつけないといけませんね。

「そりゃあそうだ、みんなそこで迷っているんだ」と言われてしまいそうです。

下手に判断できる材料が増えると馬券は逆に当たらなくなるものですから、この辺は本当に難しい。でも、「あれは買えない」と文句ばかり言っていても前に進みません。
後付だろうがなんだろうが、結果馬券になった馬は正義です。自分なりに納得のいく理由をあれこれ考えることは必要だと思います。