アーリントンカップクソ展望。過去5年データ・穴馬の傾向

今週から中山&阪神開催。

ここまで来るといよいよクラシック、春のGⅠ戦線が近づいていきた感じがしますね。

アーリントンCは、NHKマイル路線を歩む馬、あわよくばクラシックも考えている馬が一緒に出てくる複雑重賞。

ジャスタウェイが勝っていたり、将来はスプリント戦に向かう馬、ダートで活躍する馬が出走していたりと実はけっこう面白いレースです。

アーリントンC過去5年データ

arlingtoncup-data-2015-2011

基本的には先行力を重視

開幕週ということもあり、先行有利。

阪神マイルは直線が長いので差しも届くのですが、このレースはちょっと特殊。

先行して馬券になった経験がある馬や、1400m以下のレースを使ったことがある馬が穴を開けています。

グイグイいけるスピードが欲しいところです。

内枠有利

開幕週ですし、先行有利な傾向からも想像がつきますが内枠有利です。

8枠から勝っているのはミッキーアイルやジャスタウェイ。ノーザンリバーがいるのでそれほど不利ではないように思えますが、穴を開ける、人気以上に走るかどうかという点では別。

穴を開けているのは内枠の馬ばかりです。

この時期の3歳馬の能力の見極め

この時期の3歳馬って、力関係がよくわかりませんよね?

よく見かけるのが、「この馬のことは2歳時から評価していた。だから穴を開けるぞ」的な発言。
新聞記者や予想家が言います。

確かに、馬を見るプロが言うのだから、普通の人よりは信用できるかもしれません。

でも、大概外れますからね。他人の言葉や見立てを信じるより、自分でVTRを見て考えたほうが後々ためになりますよ。

ましてや成長期の馬なのだから、1走前とは別馬かと思うほど変わることもあります。
映像だけでは全て掴むのは無理です。1つ1つのレースでの結果だけを見るのではなく、伸び代がありそうかどうかも大事な要素です。

血統はスタミナより

ディープインパクトとダイワメジャーが優秀ですが、これはマイル戦なんだから当たり前。
でも母父の血統を見るとヨーロッパ系のノーザンダンサーやトニービンの血がちらほら。

使ってきたレースは短距離寄りが好成績ですが、血統は長距離にも対応できそうな字面が並びます。

昨年のヤングマンパワーとアルマワイオリはやや例外かもしれませんし、今年はまだ長距離血統狙いでいっても良いと思います。