ジャパンカップが終わったと思ったら、もう有馬記念か……
1年前に口にしたはずのセリフなのですが、つい先週のことのように思い起こされます。
油断をすると時間が経つのは早い(と感じる)ものです。濁流に飲み込まれず毎日1つ1つの出来事をじっくり味わって濃密なものにしたいと思う今日この頃です。
夏以降はブログの更新はサボっていましたが、競馬は観ていたし、ちょいちょい馬券も買っていました。
特に勝負レースだと思っているわけではない、つまりいつも通りさほど自信や確信はないのですが、せっかくなので有馬記念は頑張って考えてみたいと思います。
とりあえず候補。人気薄の伏兵から本命馬を探す
- クリンチャー
- パフォーマプロミス
- ミッキーロケット
- モズカッチャン
競技人生のピークにあるのは誰なのか
(レイデオロとキセキは置いておいて)手頃なオッズになるであろう馬の中で、ある程度の実力と舞台適性の保証があり、かつ消耗していないという条件を満たすのはこの4頭になると思います。
モズカッチャンはこのままいく3番人気もあり得るんですが、仕方がありませんね。
紛れがあるコースだとかなんだとか言われたりしますが、有馬記念はトップクラスのG1なので、能力的にも競走馬人生の中でピークのターンであること、戦績のリズムが良いことは重要です。
そうではない、近走グズっている馬は内枠に入って超一流ジョッキーが乗ったりしない限り厳しい戦いを強いられます。
あとは有馬記念初参戦というのもポイントではないでしょうか。
ベテラン勢への風当たりは強い
過去の結果を見ると、有馬記念に出走経験のある5歳以上のベテランの場合、戦績が下り坂な馬が強烈に巻き返すことはほとんどありません。
ですから、サトノダイヤモンドやシュヴァルグランはちょっと慎重に、やや厳しい目で見ないといけない、と思っています。
奇跡の復活は奇跡の復活だから奇跡の復活と呼ばれるわけですから……。
復活したい馬が最高にうまくいき、かつ勢いと実力のある馬が大失敗をしない限り実現不可能です。
レイデオロ・キセキどうするの?
これをじっくり考えるのが2018年の有馬記念の楽しみどころではないでしょうか。
レイデオロは中山できちんと走れるのか、キセキは疲れているんじゃないか……などと考えてもしかたがないことを一生懸命考える贅沢です。
秋の戦績がここまで優秀だからといって最後の締めもうまくいくとは限りません。
とはいえ「戦績が安定している4歳馬は、多少の不利を跳ね返してしまうの法則」があるので、無理して切る必要はないかなと思ったりもします。
ワイドや複勝ではない馬券で勝負する以上、「来てしまったとき」の対策はしておかないといけないでしょう。嫌だきらいだとわめいても、来るときは来てしまうのが、人気のある実力馬です。
あとは「リスクとリターンを天秤にかけて、それでもお金を払ってもいいのかどうかを判断する」という当たり前の結論にたどり着きます。
で、どっちかしか選べないと言われるとレイデオロになってしまうでしょう。疲労問題を深刻に考えるとそうなるのでは。
まとめ
概ね沢山の人が似たようなことを考えているのではないでしょうか。
あとは似ているけれど微妙に違う、より精細な分析をできるかどうかが最後の決断の勇気を生み出す鍵になりそうです。