「おぎやはぎ」の小木が「おれは青葉賞馬が好きだ」とかなんとかいって、いつも馬鹿にしていますね。
なにしろダービー馬を1頭も出していないクセにダービートライアルを名乗っているのですから。無理もありません。
シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、フェノーメノなど、天皇賞馬はたくさん輩出しているのですが、ダービーだけは鬼門です。いつかジンクスが打ち破られる日が来ることを願っています。
そういえば、ペルーサも青葉賞馬ですね。
青葉賞・過去5年データ
穴馬の傾向
前走山吹賞&大寒桜賞組が強い
山吹賞、大寒桜賞は共に2200mです。そうですね。わざわざ500万下で長距離を使っている訳ですから、2400mの青葉賞に強いのも当然です。
去年の勝ち馬レーヴミストラルの前走は2400mでした。取り敢えず、長い距離を使ってきたやつを優遇しておけば良いということです。
前走重賞は意外とダメ
逆に(逆にじゃないけど)、意外にも前走重賞組が不振です。弥生賞以外は壊滅的。スプリングSとか共同通信杯とか全然ダメです。
前走重賞ってことは、「重賞戦線に乗っているのにも関わらず皐月賞に出られなかった馬」です。だからもはや底が割れている可能性が高い。言うほど強くないパターンです。
ちょっとしたケガをして休み明け、みたいな馬も危険。ローテーションが狂っている訳ですから、順調に使われて500万下を勝ち上がってきた勢いのある馬に比べて分が悪いのです。なーんて、それっぽい分析。
前走上がり3ハロンタイム順が3位以内
前走上がりが上位というのも大切です。これも半ば当然です。
上がり3ハロンをしっかり走るスタミナを持った馬でないと長い距離のレースを走り切るなんて無理ですから。
タイムそのもの、ではなくて上がり3ハロンの順位です。
長距離に強い血統
ディープインパクト、マンハッタンカフェ、ゼンノロブロイ、ハーツクライ、ステイゴールド。この辺です。
現役時代2400m以上のGⅠを勝ったことがある種牡馬。それだけ。
1番人気はそれなりに信用できます
過去5年で1番人気で吹っ飛んだのは2012年のレッドレイヴンだけ。2歳秋・東スポ杯からの休み明けでした。
1800mまでしか経験がない馬ですから、好走パターンから外れますね。それをなんとなく強そう、カッコイイとか言って大物扱いするから痛い目を見るのです。
少なくとも2000m以上のレースでの連対実績は欲しいところです。
まとめ
青葉賞はシンプルです。シンプル・イズ・ベスト。
長い距離に強そうなやつを買っていればいいんです!
今の時期、東京競馬場の周辺の緑は綺麗ですよ。是非。