安田記念クソ展望②。リアルスティールの見積もり

今年の安田記念はまさかの12頭・・・。

私の中で、GⅠはやっぱり古馬GⅠだよね、みたいな意識があります。
3歳クラシックに比べて、みんなが気づかないような人気薄の馬が好走する確率が断然高いし、本当に強い馬同士が戦うので見ていて面白いと思います。

なので、天皇賞に続きこの安田記念を非常に楽しみにしていたのですが、この少頭数は非常に歯痒いです。だからといって荒れないとは限らないんですけど。

リアルスティールの強さ

リアルスティールってヴァンセンヌよりも強いですよね?多分。

だったらモーリスに勝てると思うんですよ。最後の直線でラングレーが邪魔しなければ、しっかり伸びるはず。
明け4歳のディープインパクト産駒が東京マイルで弾けなかったら詐欺です。だってリーディングサイアーの産駒が根幹距離の古馬GⅠで突き抜けないなんて、夢も希望もないじゃないですか。

こっちは実績があるドバイ帰りのローテーション、相手は東京競馬場での調整を余儀なくされており不安がある。

貰ったも同然じゃないでしょうか。

海外帰りは強いけど、香港からのモーリスはちょっと不安

海外帰りで1番人気に推される馬は、GⅠで好走率が高いです。ドバイや凱旋門賞を使った後に安田記念や有馬記念で好走する馬ってたくさんいますよね。

ところが、香港帰りが案外。安田記念だとエイシンプレストンが5着という実に中途半端な競馬をしています。これしか知らないんですけど。

たった一例しかありませんが、逆に例が少ないってことは大変だからみんな選ばなかったローテーションであるとも言えます。

モーリス、本当に大丈夫?

結局、強いのはわかり切っているのでこれぐらいしか突っ込みどころがないんですが、香港問題はけっこう重大な事実だと思います。

オルフェーヴルだって4歳の天皇賞(春)の前は調教再審査でいつもと違う環境で調整しておかしくなりました。

ディープインパクトは凱旋門賞の後、天皇賞秋に出走する体で検疫を短くするために東京競馬場に滞在しましたが、結局出走しませんでした。最初から出る気はなかった、つまり陣営も競馬場の調整でレースに出すのは嫌だったということ。

後は、ロードカナロアみたいにどっかで1回負けておいた方が良かったんでは、というところ。勝負事ですから、勝ちっぱなしの緊張感ってあると思います。

まとめ

モーリスは確かに強いです。でも、ヴァンセンヌだってクビ差に迫れるレベル。

リアルスティールの鞍上はヴァンセンヌと同じ福永騎手。どれだけやれば交わせるかわかっているはずです。