七夕賞クソ展望。過去5年データ・穴馬の傾向

ハンデ戦ということもあり、毎年一筋縄ではいかない七夕賞。

ここを当てるだけで夏競馬の勝利が確定するぐらいの破壊力があります。

めちゃくちゃオカルトですが、馬券になった馬の人気を見ると不思議な法則があります。

「2-8-16」「1-5-10」「1-7-14」

数字は小さい順に並べ替えてありますが、何かの数列のようですね。たとえばワイド馬券なら、単勝人気が5-10,6-12,7-14,8-16の組み合わせ4通りぐらいは買っておいても面白いかもしれません。

あくまでも参考程度に・・・

七夕賞・過去5年データ

tanabatasho.2015-2011data※画像はクリックで拡大します。2011年は震災のため中山開催でした。

七夕賞・登録馬

アルバートドック 57.0
アロマカフェ 54.0
ウインリバティ 52.0
オリオンザジャパン 53.0
カンタベリーナイト 48.0
クリールカイザー 57.0
シャイニープリンス 56.5
ステラウインド 56.0
ダコール 58.0
ナカヤマナイト 57.0
バーディーイーグル 54.0
マイネルラクリマ 57.5
マジェスティハーツ 56.0
マーティンボロ 57.0
メイショウカンパク 51.0
メイショウナルト 56.0
ヤマニンボワラクテ 55.0
ルミナスウォリアー 55.0

七夕賞・穴馬の傾向

内枠有利

内枠有利です。人気薄の馬が外を回してなんとかなるほど甘くありません。

買える要素を持っている馬がいても、買いたい馬が出走してきても、枠が外だったら割引。それぐらい割り切った考えが必要です。

前走上がり上位とか、無駄

内有利、先行有利ということから容易に想像できることですが、前走上がり3ハロン上位だったりタイムが優秀でも何の役にも立ちません。

マイネルラクリマが人気に応えていますが、あとは壊滅状態。前走上がり3位以内の馬は複勝回収率15%(笑)

レコンダイト、アルフレード、ダコール、エクスペディションが3番人気以内に支持されて凡走。前走どんなレースをしていたかにもよるので、上がりタイム上位で人気に推されている馬は何か欠陥がないか探してみるといいでしょう。

距離延長は小回り2000mと相性が良い

アスカクリチャンが回収率を極端に上げてしまっていますが、距離延長組は注目。

福島芝2000mは機動力勝負。前走マイルや1800mを使ってきている馬は、自然と追走が楽になります。同距離や短縮でも先行していたり、ハイペースだったりした場合は前進が期待出来ます。

結局のところ、いかに今回良い位置につけられるかが大事なので、前走との流れの中で距離延長以外にも何か「仕掛け」がありそうな馬に注目してみましょう。

ハンデはあんまり関係ない

ハンデは軽ければ良いという訳ではありません。人気馬はきっちり走れる状況にあればハンデが重くても好走しています。

二桁人気で馬券になっている馬は55kgが多いですが、これは傾向というよりもただ単に走れる状況(状態ではない)にあったと考えるべき。

ハンデ戦は一部を除いて、トップハンデや「◯.5kg」の馬が良く好走します。日本はハンディキャッパーが優秀なので、彼らに「強いと思われている馬」や「さじ加減が難しいと思われている馬」には注意すべきです。

どっちにしろ、七夕賞の場合はハンデそのものよりも、いかに走れる状況にある馬を選ぶかどうかがポイントになります。

ロベルト系・ニジンスキー系

ロベルト系が強いです。

とはいえ、昨年はどこにもいなかった訳で、なんでもかんでも鵜呑みにするはよくありません。「そういう傾向があるんだな」ぐらいの認識で良いと思います。

あとは、福島はニジンスキー系。レース問わず、注目しておいた方が良いです。血統表をよ~く観て「Nijinsky」の名前を探しましょう。

たとえば、一昨年1着、昨年4着のメイショウナルトは母母父父がニジンスキー。昨年激走したマデイラは母母母父がニジンスキー。「そんなとこまで見るのかよ」と思うかもしれませんが、実際馬券になっているのだから仕方がありません。

それで今回も当たるとは限りませんが・・・