シンザン記念のクソ展望。過去5年データ、穴馬の傾向

シンザン記念の過去5年データと穴馬の傾向を紹介します。

ミッキーアイル、ジェンティルドンナやオルフェーヴル、マルセリーナ等々、後のGⅠ馬を輩出する出世レースとなっております。伊達に三冠馬の名前を貰ったレースじゃないですね。

シンザン記念過去5年データ

shinzankinen-data-2015-2011

内枠有利

昨年は内枠有利と言われる1月の京都で7、8枠が独占してしまい面食らった人が多いのではないでしょうか。内枠に入った馬がみんな人気薄で能力的にも微妙な馬が多かったです。そりゃあ何年もやっていれば外枠が来る年もあります。でも、基本的に内有利の傾向は変わらないでしょう。

ちょっと踏み込んで考えると、前に行ける器用さがないと厳しいということもわかります。1番人気のダッシングブレイズは7枠10番、モタモタして4着に敗れました。あまりにもぶっきらぼうなタイプは割り引いた方が良いかもしれません。

前走上がり3ハロン3位以内

別に3位内じゃなくても構わないと思いますが、穴を開けている馬はだいたい前走上がり上位組です。

2歳戦や明け3歳のレースはまだみんな探り探りなので、スローの行ったもん勝ちが多いです。そんな中で、しっかり騎手の言うことを聞いて、最後に脚を使えている馬は単純に賢くて強いのでしょう。

前走の格とか気にない

前走GⅠだから格上とか、明け3歳そんなのありません。2歳重賞の実績とかあまり気にしないで下さい。前走未勝利だろうがなんだろうが、関係なく飛んで来ます。

それぞれ陣営の思惑があってローテーションを組んでいますからね。素質馬は大事に育てようとか、早めにデビューさせて稼ごうとか。徐々に役者が揃い出すこの時期は、デビューが遅い馬でも、既にキャリアがある馬を簡単に逆転してしまいます。

血統・クラシックを意識して

ゴリゴリ前に行く馬でも通用した2歳戦が終わり、3歳になるとクラシックを意識させる馬が上になります。勢い任せのスピード勝負では通用しなくなるのですね。

ステイゴールドやハーツクライ、ネオユニヴァースにスペシャルウィークなど、中長距離をこなせる血統の馬の台頭が目立ちます。

まとめ

内枠(4枠より内)で、前走上がり3ハロンが3位以内の馬は見逃さないようにしましょう。