京王杯スプリングカップ・クソ展望。過去5年データ・穴馬の傾向

そろそろ京王線もダービー仕様になっている頃でしょう。

↓2015年のもの

京王杯は京王線。東京ー八王子を結ぶので京王線。だけど始発は新宿です。
都心から東京競馬場へ向かうにはこれに乗って行くわけです。競馬開催がある土日は特急が「東府中駅」に止まります。そこで乗り替えて「府中競馬正門前駅」へ。

「東京競馬場正門前駅」ではありません。ちょっとややこしいですね。

東京競馬場へ行く方法はまだあります。南武線&武蔵野線の「府中本町駅」というのが1コーナー方面にあり、駅と西門が繋がっています。歴代ダービー馬の巨大パネルを眺めながら歩いて行くスタイルです。
ちなみに武蔵野線は中山競馬場の最寄り駅、「船橋法典」とも繋がっています。東京の西から埼玉南部をかすめ、千葉県を縦断してしまう、とんでもない路線です。

京王杯SC・過去5年データ

keiohaispringcup-data-2015-2011

荒れます。きちんと荒れてくれる重賞です。

高松宮記念組と安田記念を目指す組、そこに加えて条件戦からの昇給組が入り乱れて戦うことになるので力関係が謎。しかも1400mっていう誰が得意なんだか苦手なんだかよくわからない条件。

かつては高松宮記念から出走してくる格上と思われていた馬が尽く惨敗していたのですが、今年はちょっと様子が違います。サトノアラジンにしろダッシングブレイズにしろ割りと人気に応えてしまうパターン。

とはいえ、人気馬には手厳しくアラ探しをするべきです。

穴馬の傾向

程よく間隔を開けた馬

高松宮記念や東京新聞杯からのローテーションが目立ちます。マイラーズCがいまいち。

適度に間隔を開けてきたフレッシュな馬が有利。

マイラーズC組の場合「そのまま安田記念行けよ。なんでこっち来んだよ」という馬なので、基本怪しいのです。

相手ダウン?苦→楽?

サクラゴスペルやレッドスパーダは1200のGⅠから1400で追走が楽になってサラッと勝っちゃったパターン。

サダムパテックとかクラレントなんかは、マイル以上でも勝負になる馬が1400に降りてきて陣地を荒らしていくパターン。1400にしか活路を見出だせない面々にとって目の上のたんこぶです。

しかもそんな道場破りな馬に限って前走凡走してたり休み明けカモフラージュで人気がない。でも結局強い。

見極めが難しいですが、後々マイル以上で活躍するであろう馬がいたら積極的に狙うべきです。

短縮

展開、ペースにもよりますが短縮は有効な作戦です。

昨年のオメガヴェンデッタなんかがそう。あとエールブリーズ。明らかに1600より1400の方が良いよね、ってやつはきちんと激走します。

何年かに一回やってくるバクシンオーの逆襲

過去5年では8頭出走して2着1回(レオプライム)。これだけで複勝回収率がプラスになる恐ろしさ。
10年前まで遡ると、14頭で1着1回、2着2回。複勝回収率187%。すべて人気薄。

大半はクズなのに、なぜか数年に一度激走しています。

今年はヴェルステルキングとダンスアミーガが出走予定。目を瞑って買い目に入れる作戦もありだと思います。
特にヴェルステルキングは前走準OPで、過去に穴を開けた馬と同じローテーション。

だいたいサンデー、ヘイロー

だいたいサンデー系です。普通に走ります。

あとリファール系とニジンスキー系。
ダンシングブレーヴにホワイトマズルはリファール系。
フサイチコンコルド、カーリアン(Caerleon)は、ジェネラスはニジンスキー系。

サンデー系でも母父マルゼンスキーとか、その辺に注目すれば良いんじゃないでしょうか。

ということで、アイラインはノータイムで買い目に入れることになります。