秋華賞のディアマイダーリンに関する回顧【著:ハーツクライマニア】

今年も秋華賞が終わりました。

昨年ヌーヴォレコルトが2着、2011年にはキョウワジャンヌが2着。
ハーツクライ産駒が強いレースなのでは?と注目した人もいたのではないでしょうか。ご愁傷さまです。

今後に向けてディアマイダーリンの回顧と、ハーツクライ産駒と秋華賞の相性を考察しておきたいと思います。

ハーツクライ産駒と秋華賞

秋華賞のハーツ産駒は、実績以上にバカにされていなければ、人気通りになりやすいと考えるのがベターです。

これまで秋華賞に出走したハーツクライ産駒は以下の4頭。

  • 2011年 キョウワジャンヌ(2着/7人気)
  • 2013年 コレクターアイテム(15着/14人気)
  • 2014年 ヌーヴォレコルト(2着/1人気)
  • 2015年 ディアマイダーリン(13着/13人気)

見ての通り、基本的には人気以上に走りません。

もうかなり皆知ってると思いますが、ハーツ産駒は圧倒的に牡馬の方が優秀で、人気薄で大穴を開ける力を秘めていますが、牝馬になるとかなり厳しいものがあります。(条件にもよりますが)

ただ、成長が遅めのハーツクライ産駒、しかも激しいレースになりやすい秋華賞は、「ヨーイドン」を苦手とするハーツ産駒にとって悪い条件ではなく、力を発揮しやすい舞台。力さえ見誤らなければ能力通りのパフォーマンスをすると考えるのが良いでしょう。

2011年のキョウワジャンヌは完全にバカにされた人気でした。ローズステークスで追い込んで上がり3位の3着。秋華賞に向けてはホエールキャプチャよりも良いレースをしたにも関わらず、7人気。しかも内枠でした。

こういった「人気の妙」でバカにされていなければ、過度な期待は禁物です。

今回のディアマイダーリンに関して

オークスのグズグズの後の、長期休養明け、ローテーション的にも微妙すぎますが、まさかの内枠…。買うとしても、期待薄の単穴がせいぜいだったと思います。人気もなかったですしね…。

実績以上の期待をするなら「ディープは牝馬、ハーツは牡馬」これが鉄則ではないでしょうか。(ディープ牡馬の古馬が最近複雑ですが…)

ディアマイダーリン「母父キングマンボ」のハーツクライ産駒

ディアマイダーリンは秋華賞ではなく、来年の条件戦で狙うと良い馬な可能性が高いと思っています。

その理由は「母父キングマンボ」。
具体的に母父キングマンボのハーツ産駒を見ていくと…

  • ツルマルレオン
  • コウエイオトメ

が代表産駒になります。

ツルマルレオンは北九州記念を勝った、ハーツ産駒唯一の短距離重賞勝利馬。シンザン記念以外は全て1400m以下のレースに使われています。

コウエイオトメは2年連続で日経新春杯を4着。主に2400mを中心に、京都や阪神で勝ち上がった牝馬です。

母父キングマンボ(ハーツ産駒)の共通点

他の母父キングマンボ産駒にも共通して言えるのが、以下の2点。

  • ハーツ産駒にしては切れ味がある
  • 4歳(特に秋)から成績が安定

ツルマルレオンもコウエイオトメも、若い時に良いキレを見せていますが、不発なことも多く、勝ちきることもほとんどありませんでした。

ところが4歳の充実期に入ると一変、安定した末脚を披露できるようになり、どんどんクラスを上げていきます。

ちなみに「アールデュラン」というハーツ産駒(母父キンマン)は4歳春頃から成績が安定、東京と中京のマイルで勝ち星を上げる、いかにもハーツ産駒らしい戦績の馬でした。

まとめ。今後のディアマイダーリン。

ディアマイダーリンも例に漏れず、3歳の春に東京で末脚を発揮。しかし今のところそれ以上の成長がみられません。期待をするとしたら来年です。

最初のうちは人気でしょうが、クラスが上がって大敗後の休み明け、などに人気が落ちたら狙いたいところです。

ハーツとキングマンボおさらい

  • 実績以上の期待は牡馬
  • 母父キングマンボは4歳から

とはいえ牝馬も実績通りには走ります。馬鹿にしてると足元すくわれるのでご注意を。オツウが穴開ける時みたいに…