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なぜ馬券の攻略に上がり3ハロンタイムの順位が重要なのか

 2016/01/13      競馬理論, 馬券収支向上作戦

競馬予想に使えるファクター(前走の脚質とか、位置取りとか)は様々なものがありますが、ここ5~6年、いやもっと前からでしょうか、上がり3ハロンタイムの順位が重要視されるようになっていますね。

馬券を当てる、高配当を掴む上では無視できない存在ですから、使い方は覚えるべきです。

この上がり3ハロンタイムですが、昔は順位は特に注目されていなくて、タイムそのものが取り上げられていました。

私が競馬を見始めた当時96年頃は、上がり33秒台が出れば鬼脚と言われていましたが、2000年代になると32秒台、31秒台も珍しくなくなりました。

ちょっと競馬をわかってくると思い知ることになるんですが、これってタイムだけ見てもあまり役に立たないんですよね。

2002年の有馬記念の前、「ファインモーションはエリザベス女王杯で先行しながら上がり33秒台の脚を使っているから史上最強だ。」と豪語する友達がいました。結果は御存知の通り惨敗。

今、そんなことを言う人はいませんよね?いたとしても競馬中継に出てくるゲストの芸能人ぐらいです。

ディープインパクトとオルフェーヴルのどっちが強いかという議論になったときに、上がり3ハロンタイムを持ちだして来てもなんら説得力はありませんよね。

たとえ速い上がりを使えたとしても、それがどんな状況だったかによって意味は違います。新潟みたいに直線だけで600mあったり、京都のように残り600mからは下りと平坦しかないところと、中山のような急坂がある競馬場では同じタイムでも当然価値が違うし、比べようがない。

「補正すればなんとかなる。」

そういう考え方もなくはないですが、それはちょっと科学とか数字を盲信し過ぎじゃないでしょうか。

でも、じゃあなんでタイムじゃなくて順位なの?

不思議ですよね。私もよくわかりません。わからないなりに考えてみました。これがわかれば馬券で勝てる!という話ではありません。ただの妄想屁理屈与太話です。

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馬は600m全力疾走出来ない

どっかで騎手とか調教師が話している記事を読んだんですが、サラブレッドが全力疾走出来る距離はそんなに長くないそうです。

さあ残り600mだ、といってムチを打って加速してもそのスピードをゴールまで維持出来ないのです。ダビスタでもありますね。残り200m過ぎて逆噴射するやつが。あれはあながち間違いじゃないんです。

だから騎手は仕掛けどころに神経を使うわけです。ちょうどゴールでいっぱいいっぱいになるようにしなければいけません。

タイムはスピード、順位はスタミナ

上がり3ハロンタイムそのものは、その馬の持っているスピードを表現しています。

「上がり34秒台のレースではこの馬は無理」とかよく言いますよね?
33秒台後半なら出せる、34秒台後半じゃないと出せないとか、それぞれスピードの限界はあります。

どんなに条件が揃っても、出せないものは出せないのです。

キレると言われる馬と、キレないと言われる馬の境界線は、最近の馬場だと33秒7ぐらいでしょうか。それなりに実績のある馬でもキレないタイプは33秒台前半は出せません。

ゴールドシップが良い例じゃないでしょうか。東京や京都で速い上がりを求められる競馬では全然ダメでした。

では、上がり3ハロンの順位はどうでしょうか?

あくまでも、そのレースで何番目かということですから相対的な話です。33秒だろうが、36秒かかろうが1位は1位です。

「馬は600m全力疾走出来ない」という話から考えると、上がり3ハロン順位が1位の馬は、そのレースの出走馬の中でスタミナが一番あるということを示したと言えます(言えなくもない、くらいかもしれません)。

それがどうした。という感じです。

馬は走る距離をわかっていない


Mの法則でこんなことが言われています。

馬は走る距離をわかっていない。

馬は前走のことを記憶している。

この言葉の意味を考えてみます。

前走1200mのレースを使った馬が、次走2000mを使った場合、引っかかりますよね?

ゲートが開いてしばらくは1200mの気分で走るから、2000mにしてはオーバーペースになってしまいます。
でも、馬にしてみたら「前回の騎手の指示を覚えていて、今回もその通りに走った。俺えらい?」という気分のはずです。

ディープインパクトが菊花賞の1周目のスタンド前でものすごく引っかったのは「競馬は4コーナーを回ったら最後の直線があり、そこは全力で走るもんだ」と理解していたからだと言われています。

賢いディープインパクトですらそうなのですから、普通の馬はもっと雑な認識のはずです。

やっぱり馬はわかってない

何が言いたいかというと、サラブレッドはレースでは訳も分からず走っているということです。

馬は群れで生きる動物ですから、みんなが走ってたらなんとなくついていきます。自分のペースを守ってあそこのゴール板でちょうど先頭に立とうとか考えてません。

興奮状態の中、わけも分からず集団で走っていたら、最後はみんながバッタバタになります。そんな中で最後の600mを一番速いタイムで上がってくるということは、スタミナが豊富であるという裏付けになるのです。

もちろん、スピードがないと上がり1位は出せないのですが、その計測範囲が最後の600mであるならば、色濃く出るのはスタミナじゃないの?という話です。「馬は600m全力疾走出来ない」のですから。

瞬間的なMAXのスピードだったら、400mから200m地点とか、600mから400m地点の方がわかりやすく出るはずです。

上がり順位が馬券で使える理由

でも、どうしてこの上がり順位が馬券攻略で使えるのか?というのが大事なところです。

上がり順位が1位=スタミナがある

と、もうひとつ。

残り600m地点で十分にスタミナを残した状態だったとも言えます。これは騎手の意のままにレースを運べているということです。次のレースで計算しやすいということになります。

でも、だからといって次走も必ず速い上がりの脚を使えるとは限りません。

よくありますよね?前走上がり1位のディープインパクト産駒がコロッと負けることが。

疲れ・ストレスの影響

だんだん話がややこしくなってきましたが、上がり順位を使うなら、着順もセットで使うのがおすすめです。

なぜなら、前走着順が良い馬は人気になってしまうからです。

おまけに前走好走したということは、疲れ(ストレス)が溜まってしまっている可能性も高いです。

データ的には前走好走馬(3着以内)が馬券になる確率は高いのですが(ある意味当然)、同時に疲れで凡走する可能性も秘めています。
人気になるとわかりきっている、でも凡走する要素を持っている馬にお金を張るのはギャンブルとして効率が悪いですね。

「着外だけど、上がり1位」が素晴らしい

だったら、着順は悪いけど上がりが上位だった馬を狙うほうが理にかなっています。

着順が悪い=疲れ(ストレス)が溜まらないからです。

馬は接戦であればあるほどストレスが溜まって次走凡走しやすくなるというのが、Mの法則の常識です。ストレスは言葉通り精神的な消耗です。

①上がり上位⇨次走好走率が上がる傾向にある
②前走凡走⇨疲れ(ストレス)がない

人気以上に走って馬券になってくれそうな馬を探す上で、非常にわかりやすくて簡単な作戦であることがわかっていただけるのではないでしょうか。

ただ、毎回出遅れてしんがりからレースを進めて、最後の直線だけ競馬して帰ってくるような馬は当然買えません。

ちなみに、逃げ馬は逆

逃げ馬の場合、前走の凡走は一切気にしない方が良いです。着順が悪ければ悪いほど期待出来ると思って下さい。前走のタイムとかを見るよりも、今回のメンバーと枠順だけを頼りに、きっかけなしの突発的な激走を狙うべきです。

まとめ

あれこれ書きましたが、結局は

①上がり上位⇨次走好走率が上がる傾向にある
⇨スピードもある、スタミナもある、騎手の言うことを聞くから。

②前走凡走⇨疲れ(ストレス)がない
⇨次走、もう1回同じような走りが出来る可能性が高い。

①もクリア、②もクリア。
⇨激走の可能性あり。です。

①と②、両方を満たす馬を意識して探すようにすれば、穴馬を見つけるのはそう難しくないはずです。

追記

もうひとつ大事なのが、いざ激走しそうな馬を見つけた時に、「他に買い要素を持っているかどうか」をきちんと吟味することです。

「上がり3ハロン1位だ!前走は凡走。よし、買おう」ではダメなんです。それはちょっと単純過ぎます。

なぜ上がり3ハロン1位なのか。なぜ凡走しているのか。

出遅れて流れの外で競馬したからではないですか?
だったら今回も同じことになるのでは?

はじめのうちは、小難しいことをあれこれ考えた方が絶対に良いです。
上がり3ハロンだけに注目して勝てるようになるほど、馬券は単純ではありません。
あくまでも、強力な武器の中の”ひとつ”です。

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